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初電話、神電話 2 ページ33

「あーっ、もうっ! 彼女が元気にしてるならいいですそれで!」

『あー…それなんだけどね。愚痴を聞いてもらってもいいかな?』


半端キレながら叫ぶと、電話越しのその声は愚痴を聞かせるにしては疲れを感じさせない声で告げる。

…というか、神様の愚痴ってなに……?


『前に話したと思うけど、あの子を気に入ってる僕の部下がいるでしょ?』


……ああ。あの、アイツ。
俺の恋人に惚れて付きまとってるやつ。


『わー…酷い言い草。まあ兎に角、一緒に過ごす内に本格的に惚れてきちゃったらしく、君のことを邪魔者扱いしてるんだよ。
流石に彼女の前で面と向かって君の悪口とかを言ってるわけではないけど…気をつけてね?』


……何を気をつけろと。
そしてちょっと待て。


“一緒に過ごす”ってなんだ。


「おい。その部下って……男?」

『明確に神に性別はないけど…どちらかといえば男だね』


……あ゛?


「今すぐ彼女と離せ。さもなくば殺れ」

『おおっとそれ本音だね。君束縛強いって言われないの?』


うるさい。


「そもそも恋人のいる女性に見知らぬ男と二人きりで過ごさせている訳? なんなの?」

『う……うん。それについてはごめんね?
一応あの子、今はまだ天国にも地獄にも行かせてない、いわゆる“時空の狭間”的な所にいるから…。
なにかと便座を計らせたくて』


……失敗した。
そもそもこの神が悪い訳ではないのに、思わずイラついてしまった。


「あー……ごめんなさい。貴方にあたってしまった」

『別にいいよ。そもそもあの子を殺した僕の部下が悪い』


……それはそうだな。


『君って僕の部下のこと嫌いなんだね』


当然だ。

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(プロフ) - 一期雨楽♪さん» こんにちは。泣きそうになるくらい嬉しいお言葉でした。私の書く話で誰か一人でもあんスタ!の世界を好きになってくれるのなら、それ以上のことはありません。今は更新ができていない状態ですが、必ず続きを載せますのでこれからもよろしくお願いします。 (2019年7月23日 18時) (レス) id: a7c8dc252c (このIDを非表示/違反報告)
一期雨楽♪ - わたしは・・・・この小説を見て、あんスタを知り、どんどん調べていって流星隊推しになりました。見つけれてよかったとおもいます。ありがとうございます!! (2019年7月16日 20時) (レス) id: a5d56a5b82 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - カグサさん» ありがとうこざいます!理くんすごいですよねー…。作者の私でもたまにハイスペックだなあと思ってしまうこともありますし。応援ありがとうこざいます。これからも頑張らせていただきます! (2017年12月27日 21時) (レス) id: 1f05f5b54d (このIDを非表示/違反報告)
カグサ(プロフ) - 夢主くんの性格に惚れました!!更新楽しみにしてます!微力ながら応援させていただきます♪ (2017年12月27日 20時) (レス) id: 754d74c58c (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 暁さん» ありがとうございます!楽しんでいただける方がいると、こちらもやりがいが出るので嬉しいです。 (2017年12月27日 2時) (レス) id: 1f05f5b54d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:詅 | 作成日時:2017年12月17日 20時

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