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薬草学 ページ6

授業の前に、大広間で朝食を摂っていると、アリシアがじっと配られた時間割りを見ていた。


Aが声を掛けると、アリシアはビクッと肩を震わせた。


そ、そんなびっくりしなくても……。


「どうしたの、じっと時間割り見て」

「あ、えと……。ロックハート先生の授業がその……」


そう答えるアリシアの頬はかなり赤い。


この反応知ってる。ハーマイオニーがロックハートの授業について、語る時のアレだ。


アリシア、貴女もか……。




1限目は、薬草学だった。


マンドレイクの植え替えをすると言う内容で、スプラウト先生から説明を受けた後、3人グループで行なうことになった。


Aのグループは、アリシアとザビニ。


鉢からマンドレイクを引き抜くと、大声で泣き喚くマンドレイクが土から出て来た。


見た目が太く、目が大きい。なんだかまるで。


「おっさんみたいなマンドレイク!」

「あ、なんだって?」


出来るだけマンドレイクの鳴き声に負けない様言ったつもりだが、なんせ周りがマンドレイクの大きな鳴き声に包まれているのだ。


おまけに鳴き声を聞いて、気絶しない様耳当ても付けているしで、ザビニには聞こえなかった様だ。


Aはなんでもないと言って、マンドレイクを鉢植えに入れ替えた。

杖なんか捨ててかかって来い!!→←閑話



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設定タグ:ハリーポッター , , トリップ   
作品ジャンル:ファンタジー
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作者名:カプチーノ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shazam03271/  
作成日時:2020年6月14日 8時

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