勇気 ページ20
パソコンをいじってたら、Aちゃんが入って来た。まあ、言いたいことは大体想像がつく。
「あの、この前の…」
「ああ、あれは本当に気にしないで。」
「私も臨也さんが好きです。」
えっと、今この子なんて言った?幻聴かな?
「え?俺が?」
「はい。皆さんも応援してくださったので、勇気を出してみました。この前のが本当に冗談だったならごめんなさい。」
「へええ?みんながねえ。あれは冗談じゃない。本気だ。だからほんとにいいなら、付き合ってよ。Aちゃん。」
「はい。よろこんで。」
俺の初恋は突然報われた。疑問が沢山浮かぶけど、とりあえず今…
幸せだ。
「付き合うなら定住した方がいいよね?
ここから離れた所…俺は池袋とか新宿以外ならどこでも。」
「なんで池袋?うーん…
都会もいいけどあえて田舎暮らしも…」
俺が初めて恋したこの物語、この先も平和に続くといいな。
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空白@不定期浮上(プロフ) - 私も令和になってからハマった憐れな女です… (2020年4月30日 21時) (レス) id: 015a9f265e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゃけべん | 作成日時:2020年1月6日 9時