その7、話しかける。 ページ8
〜桜井視点〜
藍川Aさんと言えば、かなり有名な人だ。
頭はいいし、運動もできる。
それに、凄く綺麗な顔をしていて、僕の………皆の憧れだった。
でも何となく皆高嶺の花のように見ていて、もちろん僕も話しかけたりしなかった。
でも、図書館にいたAさんを見たとき、何だか寂しそうに見えて、
桜「あの、ぼ、僕と……友達になって、貰えますか……?」
思わず聞いてしまって。
Aさんは驚いて微かに目を見開いた後、ほんのりと笑った。
綺麗で、可愛かった。
『私で良ければ。』
いつもあんまり感情を表に出さない彼女が笑うから、思わずほほを赤くした。
・・・・・・ただ、回りからの視線が痛かった。
僕なんかがAさんと友達になってすみません!すみません!本当にすみませんでしたっ!((泣
『桜井君、』
桜「は、はいぃ!?」
『顔真っ赤だよ?どうしたの?』
貴女のせいです、なんて言えなかった。
あぁ、僕の弱虫。本当に、臆病ですみません。
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雪 - 面白いです!更新頑張ってください! (2020年5月5日 11時) (レス) id: 14e83e95f8 (このIDを非表示/違反報告)
バニラシェイクはお好きですか? - なんかカッコいい…! (2016年1月20日 23時) (レス) id: ff014e104e (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - ありきたりすぎてつまらない (2015年9月2日 3時) (レス) id: b1103d098f (このIDを非表示/違反報告)
藍 - おもしろすぎる‥‥!!!!!!! (2015年5月27日 20時) (レス) id: 957112e21e (このIDを非表示/違反報告)
彼が彼女で彼女が彼…嘘だろおぉ!← - 更新頑張ってください<(†∀†)ゞ (2015年5月24日 17時) (レス) id: 1bf8e05c63 (このIDを非表示/違反報告)
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