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ページ25

「え?」



「お前、バカなん?」



――なっ!! 生徒に向かってバカってどーよ!?



「俺なぁ、本気だから。
 そのへん、よろしくな? ……Aちゃん」



チュッ……って、ほっぺに……キス!?



「ありがとーな、暗いから気ぃつけて帰れよ」



ガラ……と音がして折原先生は英語準備室から出ていった。



放心状態でパタンとその場に座り込む。


ウソ……折原先生に、キスされちゃった。



ほっぺだけど。



“禁断の恋ってやつ、俺としよか?”



折原先生、本気なのかな……本気って言ってたよね。



でも、不思議。


全然、気持ち悪いとか思わなかった。



なんで……?


私が好きなのは、折原先生じゃなくて彼方くんのはずでしょ?



私一人の頭じゃ考えれなくて、お姉ちゃんに相談することにした。

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作者名: x他1人 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年9月15日 16時

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