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「え?」
「お前、バカなん?」
――なっ!! 生徒に向かってバカってどーよ!?
「俺なぁ、本気だから。
そのへん、よろしくな? ……Aちゃん」
チュッ……って、ほっぺに……キス!?
「ありがとーな、暗いから気ぃつけて帰れよ」
ガラ……と音がして折原先生は英語準備室から出ていった。
放心状態でパタンとその場に座り込む。
ウソ……折原先生に、キスされちゃった。
ほっぺだけど。
“禁断の恋ってやつ、俺としよか?”
折原先生、本気なのかな……本気って言ってたよね。
でも、不思議。
全然、気持ち悪いとか思わなかった。
なんで……?
私が好きなのは、折原先生じゃなくて彼方くんのはずでしょ?
私一人の頭じゃ考えれなくて、お姉ちゃんに相談することにした。
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