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｢センセが運んだの…？｣
私は固まったまま先生を見つめゆっくりと口を開く｡
｢まあね｣
｢私の部屋に入ったの？｣
｢あぁ｣
｢・・・・・｣
｢・・・・・｣
何故か､お互い沈黙となり少しの間見つめ合った｡
無表情で｡
沈黙を破ったのは…
｢ありえないっ!!!!｣
大きな声をあげた私｡
｢…おまっ!うるせぇ!!｣
先生は私の声に少しビクッてしてたけど私にはそんなの全然関係なくて勝手に部屋に入られた挙句…
私を…
私を負ぶったなんてぇ〜!!
恥ずかしすぎる…!
私は俯きながら悶えた｡
｢何､お前｣
先生は私の行動を不審に思ったのか怪訝な顔でこちらを覗き込む｡
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