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「ん!?」
ひぃいいいい!!
先生は般若のような顔で私を睨み上げる。
自分でもわかるくらい体が萎縮した。
とりあえず、私は言い訳らしきものを言ってみた。
「だ、だって…先生電話長かったし…、眠かったんだもんっ!!!」
でも、私の口から出たのは言い訳じゃなくて苦し紛れのただの文句だった。
馬鹿だ…私。
「ほお〜、それで夜中まで熟睡かコラ」
低い声で凄まれた私は、たぶん若干白目を剥いてたと思う…。
「す、すいません…」
これ以上、逆らうと殺られる気がしたので素直に謝る事にした。
「ありゃ仮眠じゃなくてただの熟睡だ」
「はぁ…」
「大体、何度起こしても起きないってどうゆう事」
「はぁ…」
「それに誰が部屋まで運んだと思ってるの?」
「え」
「お前重すでーす」
「・・・・・」
「ダイエットしてよね」
「・・・・・」
「ねえ、聞いてるの!?」
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