【イナGO】―先輩、襲ってもいいですか?―【霧野蘭丸】

6.嫉妬。 ページ8

「先輩〜帰りましょ〜」
あ「わっ…もう、急に抱きつかないでよ…」
蘭「いいじゃないですか」
蘭丸くんはヲタクでいう…男の娘ってやつ
女の子に間違われることも沢山ある
…けれども、腕はとっても頑丈でしっかりしていて私はスッポリはまってしまう
蘭「…先輩、小さいですね。あったかいです」
あ「…うるさい//」
.
私が頬を染めた直後
.
蘭「可愛い」
.
蘭丸くんは私の耳で囁いた
.
あ「…っ////」
蘭「声、我慢しなくていいのに…」
.
「おい、お前ら」
.
拓「部室でイチャつくな。…というか、下校時刻だぞ」
.
蘭「拓人のケチ〜…」
拓「いいから帰れよ」
あ「ほ、ほらっ帰ろ?」
私は蘭丸くんの腕から抜けて、手をグイッと引っ張った
.
拓「また、明日。お疲れ様でした」
.
そう言い、片手をあげてニコッと微笑む拓人くん
.
不覚にも胸が高鳴った
.
蘭「…」
.
.
.
「…」
あ「あの、蘭丸くん?」
「…」
.
何故か沈黙が続き、そのまま家につく
.
あ「…じゃあまた明日ね」
蘭「……せんよ」
あ「?何か言っt−
ダンッと蘭丸くんの手が壁につき、蘭丸くんと壁にはさまれる
蘭「帰らせませんよ」
あ「どうしたn…ぇ、ちょっ…はぁ!?//」
蘭丸くんの顔がまたまた近づいてくると思ったら、蘭丸くんは私の首筋に噛みついた
あ「ん…ひゃ//…いたっ…//」
蘭「……終了です。」
あ「何…?//」
蘭「…他の男に頬染めるなんて、許しません。お仕置きです」
あ「…?//」
私は蘭丸くんを凝視する
蘭「…なんですかっ?言わなきゃ分かりません?それともお仕置きがもっと必要ですか?」
あ「いっいえ…//」
蘭丸くんは、嫉妬してるんだ
可愛いなぁ…
蘭「…明日の朝も襲いにいきますから」
蘭丸くんは見つめられて照れたのか、急にそっぽを向き、そう言い残して帰っていった
あ「ふふっ…可愛いなぁ♪」
私も家にはいろうとする
あ「………あああああああ!!首ぃぃぃぃぃ!!…忘れてたっ」
私は玄関で立ち尽くす
冷めない熱を帯びながら
.
“キスマーク”

7.風邪っ!?→←5.部活　…私、変態?

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