【イナGO】―先輩、襲ってもいいですか?―【霧野蘭丸】

32.何事っ!? ページ35

お昼――――……
．
私はいつもとおり教室で蘭丸くんが来るのを待つ
あ「…遅いなあ…」
どうしたんだろう…。
そんなこと思ってると、廊下から騒がしい音がきこえた
.
．
「うわあぁぁっ!!」
「ちょ、まずいって…!!」
.
．
ら、蘭丸くんと拓人くんの声…?
.
．
「蘭丸ぅぅうぅぅぅ!!」
「ふたりとも待ってぇぇぇ!!」
.
．
それを追うように男女の声
.
．
ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ…
.
．
いや、本当に追われてるのか!?
.
．
蘭「Aっ!!」
あ「へ?…ぇ、A…?////////」
よ、呼び捨て…?//
しかも、…あれ…蘭丸くん?
髪の毛結んでないけど…
拓「ﾊｧｯ…ﾊｧ…」
蘭「いき、ますよっ…」
あ「…ぇっちょ…きゃあああっ!!」
蘭丸くんに手を掴まれて引っ張られていく
.
．
何がおきてるのっ!?
.
.
蘭「はぁ…ここまでくれば大丈夫か」
拓「先輩…すみません!!」
あ「いや、大丈夫だけど……」
大丈夫といいつつ、困惑した目を二人に向けて説明を求めた
.
蘭丸くんと拓人くんはお互い目を合わせて、蘭丸くんが口を開いた
.
蘭「ぇっとですね…

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