虹の祓魔師【青の祓魔師】

Four ページ6

「はじめまして、対・悪魔薬を教える奥村雪男です。」

「そう言えば…メフィスト」ﾎﾞｿ

「何ですか？」ﾎﾞｿ

「私日本語の読み書きできない。」ﾎﾞｿ

「えぇ!?今までどうやって学校に行っていたのですか!?」ﾎﾞｿ

「数学以外サボってた。」ﾎﾞｿ


「奥村さん？何をボソボソ言ってるんですか？」

「いえ、その…私日本語の読み書きだけできないから授業どうしようかな…と。」

「なんやアイツ、ふざけとんのか!」

「はぁ、そうだと思って他の先生にも貴女にはイタリア語の問題集やプリントを出すように頼みました。…いい加減、日本語を覚えてください。」

雪男が呆れながら言った。

「だって、アジアの言葉は覚えにくいんですよ。」

「ハァ」

それから授業再開。

魔障の儀式をするらしい。

けど、ピンク頭の生徒が魔性の女？と変なことを言ったせいで雪男が珍しく吹いて血が入った瓶を落としてしまった。

それから皆は教室から出ていこうとしたけど扉付近に悪魔がウジャウジャ居て出れないから、生徒を真ん中に集め私が苦無を投げたり、雪男から貸してもらった銃で参戦。

「雪男！いくらなんでもこの量は居すぎでしょ！アホなの!?アホの子だったの!?」ｸﾞｼｬ、ﾄﾞﾝｯ←

「日本語の読み書きがまだできない姉さんと一緒にしないでよ！」ﾄﾞﾝｯﾄﾞﾝｯ←

「だ・か・ら、ジャッポーネの平仮名片仮名は難しいの!まだ中国語や韓国語の方が簡単だった!!」ﾄﾞﾝｯ←

「何でそんなに語学能力があるのにできないんだよ!!」

「規則性が無いじゃん!!津軽弁とか琉球とか!!」←

「それは僕も分からないよ!?」

「兄弟喧嘩しながらゴッツエグイことしとる。」

「「元はと言えばお前のせいだこの茶ピンク頭!!!」」←←


その日の授業は小鬼殺しと茶ピンクこと、志魔簾造の説教で終わった。

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更新遅れたので三話連続で更新しました。
月乃ちゃんの性格が…

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