【暗殺教室】放課後はやっぱり王様ゲーム！【リク募集中】

全員「「『命令23！』」」前原「チート様のリクだぜ！」 ページ27

不破「あぁ、やっぱりこのマンガ、最高だわ！」

え、何でいきなりマンガの話？
正直、びっくりしたんだけど……

岡島「おい、煩い」

お前が、煩い！
不破さんのマンガ大好き発言はいつものことでしょ！なれなさい！

不破「なによ！マンガを語って悪いの!?」
岡島「今は関係ないだろ！」

なんという、どうでもよい言い合い……
あっちではまだDキスしてるし……
リア充め……

岡島「おい、男子を前になに言ってるんだ？」
不破「女子だからってそんなに弱いわけじゃないのよ！」

おーい、喧嘩の内容変わってるぞ〜……

岡島「言ってわかんねーのかよ……」
不破「は？マンガを侮辱する人なんかに負けな……」

その瞬間、押し倒された不破さん。
岡島は倒れている不破さんの顔の両側に手をついている。
床ドン…

岡島「今は、関係ないって言ってんの。黙らせてやる……」

なんてキザったるい事を言いながらDキスをした。
もちろん、様子を見ていれば分かる。
ただ、何度も何度も不破さんがターゲットで、

A『可哀想……』

不破さんの目からは涙が流れている。
喘ぎ声と悲鳴のような高い声の混ざった不破さんの声が聞こえてくる。
見ていても、耐えられない。
今すぐにでも蹴飛ばしたい。

岡島「だから、男子をナメんな。」

不破さんは、泣いている。

業「岡島〜。なにしてんの〜？女子が嫌がってるのに止めないヤツにはお仕置きだね♪黙らせてやるよ」

最後の一言はとても低い声で。
そのとたん、ドロップキックを岡島に放った。

岡島「うっ……」

うめいている、岡島。

渚「不破さん、大丈夫？」

泣き続ける、不破さん。
本当に、可哀想。

渚「おいで……」

そう言いながら抱き締めている渚。
不破さんは渚の制服に顔を埋めて泣いている。
その時、キスをした渚。
そういえば、いつの間にか前原と奥田さんのキスは終わっている。
ドロップキックの時に終わったのかな？

不破「ありがとう……」

大分落ち着いた不破さん。
くるっと振り返って不破さんに背を向けた渚が言った。

渚「前原君。奥田さん、嫌がってたよね？何で、続けたの？」

動揺して後退りする前原。
いきなりの事で驚いているみたい。
そりゃ、そうだよね……

(((パンッ)))

手を叩く音と同時に前原が倒れた。
猫騙しだ。

渚「猫騙しってこういう使い方じゃないような気がするんだけど……」

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