第三十八話 ページ50
アラタ「ゴメン!!」
?「えっ?」
女子は頭を深く下げるアラタを見て、頭の上に?マークを浮かばせた
アラタ「俺なんかじゃ、絶対に君に協力が出来ない!自分の妹にも謝れない兄なんだ。俺は一方的に自分勝手にアイツを困らせたんだ!!君に何かをアドバイスする資格とか…そういうことを言う権利は、今の俺には無い!本当にわりぃ!!」
?「…」
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女子が黙って、数秒後…
?「はぁ…。君、本当に馬鹿だろ?」←
アラタ「…へぇ?」
その一言で、アラタの顔が一瞬で緩んだ
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夕方
貴方「で…」
前来た公園のベンチで、何故か待たれている俺←
貴方「そもそも。サクヤの奴、誰が来るんだって言うんだよ」
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遡ること、放課後のことだった
サクヤ『A!』
貴方『何だ?』
サクヤ『今日の夕方。公園である人物が来るから、待っててくれない?』
貴方『ある人物?』
サクヤ『うん。Aと二人っきりで会いたいって言うからさ。お願い!』
両手を合わせて頭を下げるサクヤ。何となく断る理由も無かったので、俺はいいよと言った
そう言うと、サクヤは顔をぱっと上げ喜んでいた
どうして、そんなにサクヤが喜ぶのかが不思議だったが…
特に触れなかった
貴方「そして、今現在に至るって訳だな;」
今更後悔し始めた。絶対に何か仕組んでいる可能性が高い
なんで俺は、あの時に聞かなかったんだ;;
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すると、こちらに近づく足音が聴こえた
俺はスッと立ち上がり、後ろを振り向くと…そこに居たのは
貴方「兄貴…」
アラタ「…」
互いは無表情で向き合っていた
貴方「ハァ…。サクヤとかに仕組まれて、此処に着たんだろ」
アラタ「まあ。そんな感じだな」
素っ気無い言い方をし、素っ気無い言い方で返された
貴方「悪いけど、俺は兄貴とはあまり話したくない。じゃあな」
そう言って、この場から出ようと歩き出し、兄貴の横を通り過ぎようとした
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その時
アラタ「待て!」
貴方「ッ!?」
腕を掴まれて、一瞬だけバランスが崩れたが何とか体勢を持ち堪えた
貴方「何だよ!俺には用が無いって…ア「俺にはあるんだよ!」…」
腕を振り払おうとしたが、兄貴の声で一旦止めた
今の兄貴の声には、何故か本気が混じっていたような感じがした
ゆっくりと顔を上げ、兄貴を見ると…
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本気の目をしている。兄貴が居た
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ルンルン(プロフ) - 2次元LOVEさん» 向こうでパスがあるでしょ?あれで自分で設定を書く。見本は見たとおりに書けばOK。まだ良く分からなかったら、向こうで会話続けよう (2014年7月30日 22時) (レス) id: b4c53bbbed (このIDを非表示/違反報告)
2次元LOVE - 僕も入団したよ!!これからよろしくね!!あと、設定ってコメントに書けばいいの?わからないから教えて!(>_<) (2014年7月30日 21時) (レス) id: 2b3bf2cb4c (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン(プロフ) - 都兎さん» おうっ! (2014年7月29日 22時) (レス) id: b4c53bbbed (このIDを非表示/違反報告)
都兎 - 書きました!これからよろしくお願いします! (2014年7月29日 21時) (レス) id: 5bb7a0a093 (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン(プロフ) - 都兎さん» 勿論アリだよw (2014年7月29日 11時) (レス) id: b4c53bbbed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルンルン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/e199810151/
作成日時:2014年4月17日 19時