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第三十五話 ページ47

それから、二日後であった←







朝の教室には、ピリピリとした空気が漂い
クラスの人間にとっては、とても居心地の悪さであった

貴方「…」

アラタ「…」

皆「;;;」

あれ以来、アラタとAは会話無しで無言の日々を送っていた。その行動は、クラス全員にとって気まずくなる一方であり。二人と同じ部屋のヒカルは、その倍を特に抱えられ、ストレスが堪る一方だった

ハルキ「アイツ等もうこれで二日目だぞ」

サクヤ「そうだね。本当に何があったんだか…;」

ヒカル「ハァ…。いい加減、僕も限界に来てるぞ。とにかく、二人を早く仲直りさせよう」

その頃、廊下ではハルキ、サクヤ、ヒカルが二人を仲直りさせようと
作戦を練っていたところだった

ハルキ「まず原因を知ることからだな」

サクヤ「多分あの日、アラタが宿題を忘れてからだと思うよ」

ヒカル「けど、Aがそんなことで怒るとは考えられない。もっと別の理由じゃないか?」

サクヤ「う〜ん…」

ハルキ「…多分、それは”きっかけ”じゃないか?」

二人「きっかけ?」

その一言で、三人はあの時の状況を振り返ってみた

ハルキ「いつもの通りに、アラタが忘れてAを頼ろうとした時、Aの奴少し間がなかったか?」

サクヤ「そういえば、少し考えていた顔をしていたね。てっきり、アラタに見せるかどうか迷っていたと思ったけど…」

ハルキ「それが真実なら、多分Aは…今までのことを振り返って考えた上で、あんなことを言ったんじゃないか?」

ヒカル「その可能性はあるな。でもハルキ、なんでそれがきっかけだって思うんだ?」

ハルキ「人は何かしらのことで、過去のことを振り返るだろ?多分その時のAも、それがきっかけでそうなったんじゃないかと、俺は思ったんだ」

その言葉に二人は納得し、静かに頷いた

サクヤ「そうだね。でも、例えそれがそうだったとしてもさ。どうやってアラタとAを仲直りさせるかが、一番の難解点だよね」

ハルキ「あぁ。Aは勘が強い上に、鋭いからな。少しでも冷静であるだけでも、読まれてしまう。それに、たまに頑固な癖があるから厄介だな」

ヒカル「アラタはたまに鈍い所があって、簡単には読まれないが…」

サクヤ「でも、こういう時のアラタって…結構粘り強いし、頑固だからね。いつもみたいに、単純なことじゃビクともしないと思う」

二人の兄妹の共通点は恐らく、少し頑固なところと負けず嫌いなところだと思った三人

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設定タグ:ダンボール戦機ウォーズ , 瀬名アラタ   
作品ジャンル:アニメ
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ルンルン(プロフ) - 2次元LOVEさん» 向こうでパスがあるでしょ?あれで自分で設定を書く。見本は見たとおりに書けばOK。まだ良く分からなかったら、向こうで会話続けよう (2014年7月30日 22時) (レス) id: b4c53bbbed (このIDを非表示/違反報告)
2次元LOVE - 僕も入団したよ!!これからよろしくね!!あと、設定ってコメントに書けばいいの?わからないから教えて!(>_<) (2014年7月30日 21時) (レス) id: 2b3bf2cb4c (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン(プロフ) - 都兎さん» おうっ! (2014年7月29日 22時) (レス) id: b4c53bbbed (このIDを非表示/違反報告)
都兎 - 書きました!これからよろしくお願いします! (2014年7月29日 21時) (レス) id: 5bb7a0a093 (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン(プロフ) - 都兎さん» 勿論アリだよw (2014年7月29日 11時) (レス) id: b4c53bbbed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ルンルン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/e199810151/  
作成日時:2014年4月17日 19時

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