第二話 ページ13
四時間目終了後、いつも通りのそれを知らせるチャイムが鳴り響いた
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美都「それでは、これで終わりにします」
実は美都先生も、僕等が高等部に上がると神威島に戻っていたのだ。しばらくの間、父の看病や今まで会えなかった分、美都博士と一年間過ごしていた
美都博士も順調に回復し、今はもう完璧に回復した。前みたいに研究所に戻り、仕事を続けていた。美都先生は、まだあの時の罪悪感が消えていなかったか、僕等がちゃんと卒業するまで此処で教師を続けるらしい
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授業が終わり、僕はすぐ屋上に向かった。
そして屋上の扉を開けた。その時…人の気配を感じ周りを見た。すると…
ヒカル「ムラク…なんで此処に」
ムラク「お前が良く此処に来るという噂を耳にしてな、本当かどうか確かめに着ただけだ」
黒くて長い髪、中三の頃に肩くらいまで切ったが高校二年になったら、以前の長さとほぼ同じくらいに、また髪が伸びた。身長も今はハルキと同じくらいある。
ムラク「ヒカル。お前が何で毎日の屋上に来るんだ?」
ヒカル「…ムラクには関係無い。僕はただ此処から見る光景が好きなだけだ」
ムラク「違う」
ムラクは中途無く、そう断言した
ムラク「お前は、アラタとAの帰りを待っているのだろ?此処からは港までよく見える。二人がいつ帰ってきても確認も出来るしな、絶景なスポットとでも言っておこう」
ヒカル「…」
最近のムラクは、前より本当に勘が鋭くなった気がする。ムラクの考えは、ほとんど外れることが無い
ヒカル「…」
なんでそんなことの為に来たのかと、疑問に思ったが今はどうでもよくなった
僕はただ屋上から、港の方に眼を移す。ムラクはそんな僕を一回だけチラ見して屋上から出て行った
ヒカル「!」
僕は港である物が視界に入った。船だ…しかも今日着いたばかりのものだった
船から乗客が降りているが、此処からではそこまでは見ない…
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するとそこで、運悪く予鈴のチャイムが響いてしまった
渋々教室へと戻った…
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一方、町では…
?「懐かしいな。此処に来るのは…」
?2「そうだな。此処を通るなんて、学校に行く時や帰りの時ぐらいだったし」
そこには町の人の顔が広がっている。もう何年か経って老けているように見えるが…まだまだ頑張れるぞ。と言えるくらいの元気な笑顔がそこにあった。それを自然に笑みを浮かばせる二人
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ルンルン(プロフ) - 2次元LOVEさん» 向こうでパスがあるでしょ?あれで自分で設定を書く。見本は見たとおりに書けばOK。まだ良く分からなかったら、向こうで会話続けよう (2014年7月30日 22時) (レス) id: b4c53bbbed (このIDを非表示/違反報告)
2次元LOVE - 僕も入団したよ!!これからよろしくね!!あと、設定ってコメントに書けばいいの?わからないから教えて!(>_<) (2014年7月30日 21時) (レス) id: 2b3bf2cb4c (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン(プロフ) - 都兎さん» おうっ! (2014年7月29日 22時) (レス) id: b4c53bbbed (このIDを非表示/違反報告)
都兎 - 書きました!これからよろしくお願いします! (2014年7月29日 21時) (レス) id: 5bb7a0a093 (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン(プロフ) - 都兎さん» 勿論アリだよw (2014年7月29日 11時) (レス) id: b4c53bbbed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルンルン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/e199810151/
作成日時:2014年4月17日 19時