プロローグ (新シリーズ・オリジナル) ページ11
屋上
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夕日が沈む頃、僕は学校にある屋上のフェンスに手を掛け、島をほぼ全体見られるこの屋上。此処は海の向こうまで見えるから、昼や放課後には必ず寄る場所
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アラタとAが旅立ったあの日から、もう三年ほどは経った…
二人の活躍は雑誌で耳にしている
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あの大事件で一度、この島を出て行ったジェノックのメンバー。僕達が高等部に上がると同時に、この島に再び戻ってきた。カイトもここ最近に戻ってきた。一応監視官付きで通学するらしいが…元第五小隊のメンバーは、喜んでカイトを受け入れた。勿論、ジェノック全員だ
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ジェノックメンバーはほぼ全員揃ったが、まだ欠けている、一番中心的で大きな存在…。アラタとA、二人は未だに戻って来ない。連絡も中学三年生になってから、急に来なかった…
もう僕等は高校二年生。なってから、もう一ヶ月は過ぎる
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すると、屋上の扉が開いた音が聞こえ振り返った。そこには僕の大切な仲間、出雲ハルキが居た
ハルキ「ヒカル、やっぱり此処に居たのか…」
ヒカル「あぁ」
ハルキ「高等部に上がってから、毎日ずっと昼と放課後に屋上来る。ずっと繰り返していると、またいつか風邪引いても知らないぞ?」
ヒカル「…」
気温がかなり低く、寒い日にもずっと屋上にフェンスの前に立って30分以上居たことがある
あの時は高熱で一週間以上も寝たっきりだった。そんな僕を看病してくれたのは、ハルキとサクヤの二人だった
ハルキ「あの二人を待ちたいのは分かるが、この前来た船だって、あの二人は居なかった。どっちにしろ、あの二人ならきっとこの島に戻ってくる。アラタとAはそういう兄妹だ」
ヒカル「…」
そんなことは一番分かっている。だけど僕は…二人を待ち続ける
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まさか、次の朝に…あんなサプライズのように再び、君達に会えるなんて
誰もが思ってもみなかった
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ルンルン(プロフ) - 2次元LOVEさん» 向こうでパスがあるでしょ?あれで自分で設定を書く。見本は見たとおりに書けばOK。まだ良く分からなかったら、向こうで会話続けよう (2014年7月30日 22時) (レス) id: b4c53bbbed (このIDを非表示/違反報告)
2次元LOVE - 僕も入団したよ!!これからよろしくね!!あと、設定ってコメントに書けばいいの?わからないから教えて!(>_<) (2014年7月30日 21時) (レス) id: 2b3bf2cb4c (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン(プロフ) - 都兎さん» おうっ! (2014年7月29日 22時) (レス) id: b4c53bbbed (このIDを非表示/違反報告)
都兎 - 書きました!これからよろしくお願いします! (2014年7月29日 21時) (レス) id: 5bb7a0a093 (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン(プロフ) - 都兎さん» 勿論アリだよw (2014年7月29日 11時) (レス) id: b4c53bbbed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルンルン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/e199810151/
作成日時:2014年4月17日 19時