瀬名泉と部活 ページ11
「瀬名せんぱーい!ファイトー!!!」
「言われなくてもがんばるのは、当然でしょ〜?」
そして瀬名先輩は、優雅にテニスボールをラケットで打つ
その姿はかっこよすぎて惚れる。てかもう、惚れてます
「キャー!!」
「………」
「」
黄色い歓声をあげると無言(真顔)で打ち出す瀬名先輩
なんかショック!!!
「ふぅ……」
さっきのゲームは、瀬名先輩の勝ちだった
あの無言(真顔)の瀬名先輩を見てから、私は黄色い歓声はあげなかった(でも普通に応援はしてた)
「お疲れ様です!!」
先輩にミネラルウォーターを差し出すと「ありがと〜」と言って受け取ってくれた先輩マジ可愛い
「そういえばさ〜Aは部活に入らないの?」
ミネラルウォーターを一口飲んでからの第一声
言われてみればそうだな〜
部活に入ろうとは思ったことなかった
「う〜ん……」
「入りたい部活とかないわけ?」
「写真部で」
「即答だね…」
私が入りたい部活はないと思っていたのか、意外だというように少し驚く瀬名先輩
でも、写真部とかないからな〜
もし写真部があったら……
「写真部に入って、瀬名先輩イケメンアルバム集を作り上げたいです!!」
「何言ってるの」
パシッと軽く頭を叩かれる
すっごくいいアイデアだと思ったのに……
「本人がここにいるんだから……そんなの作らなくてもいいでしょ…」
顔をどんどん赤くしながら、ボソッと言う先輩
……可愛い&イケメンだ
「私…テニス部に入りたいです!」
「写真部はどこへ行ったの〜?」
「先輩本人がそばにいるので、写真部いいです!」
「……バカ…ほんっとに素直なんだから…」
先輩はまた、顔を赤くした
45人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ライム | 作成日時:2017年8月5日 16時