【薄桜鬼】僕？僕はねぇ・・・内緒♪【沖田成り代わり】

はらりと四枚 ページ6

ある日、家の方角をボーっと見ていたら近藤さんが来た


一人でいたいからほっといてほしいのに


そしたらこの人は僕の肩に手を置いて何か言い始めた


最初の方はあまり聞いていなかったけど、ある言葉だけ耳に入ってきた




近藤「だがな、自分の運命を呪ってはいけない、それを受け入れて何をするかを考えるのが大切だと俺は思う、俺と総司が出会ったのも何か意味があるはずだ」




意味・・か


なら僕が捨てられたのにも理由があるってことだよね


あるわけないじゃん


善人振らないでほしい


そのことに腹がたった僕は近藤さんに




A「近藤さん、僕は姉上に捨てられたんですよね」




っと言った


その言葉に近藤さんは驚いたようだった


そんなこと言われるとは思いもしなかっただろうからね


だけど僕はさらに追い討ちをかける




A「この間、兄弟子さんたちを叱りましたよね」


近藤「あ、あぁ・・」


A「それ、やめてもらえませんか」


近藤「！？・・それはいったい」


A「近藤さんが叱った日から折檻がひどくなったんです、『お前が若先生に言いつけたんだろ』って・・違うと何度も言っても聞いてもらえませんでした」




そう言って僕は試衛館に戻った


そして、僕が近藤さんと話した数日後


兄弟子の一人と試合をすることになった








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