※目隠し122※異変 ページ6
シンタローside
シ「え……」
急に部屋がグラリと歪んだ
いや、目眩なんかじゃない
俺はさっきまで元気だったし、
もちろん今も元気だ
頭痛だってしてない
まるで誰かが空間を歪ませているかのよう……
ハッ
シ「まさかっ…お前かっ!?」
俺は赤い目をしているマr…クロハの方を見た
マ(ク)「まぁな 俺蛇だし」
シ「いや随分とシンプルに答えるなぁ」
エ「ちょっ、ご主人そんな人なんか相手してないで、早くこれ、どうにかして下さいよ!!
…ウッ 何か気持ち悪くなってきました…」
……いやお前画面中だろ!!
心の中でツッコむ
とはいえエネの言う通り、確かに気持ち悪い
気のせいか頭痛と睡魔も襲ってきたような気がする
マ(ク)「いや、それ気のせいじゃねぇぞ」
……はぁ?
色々と聞きてぇ事があるが、とりあえず一つだけ聞いてみる
シ「…どういう事だ?」
マ(ク)「まぁいちいちカゲロウデイズにいく際にギャーギャー騒がれたら煩いじゃん?
だからお前らには寝てから行ってもらいましょー!!」
そう言って、おどけた道化師(ピエロ)のようにクロハは手を広げた
シ「はぁ!?
ふざけんな!!」
こいつ、ふざけてやがんのか……
マ(ク)「まぁまぁそう怒るなって
お前らにとっても、寝てた方が体に負担がかかんねぇから良いって
…ホラ、他の奴等はもうグッスリしてるし」
言われて、慌てて辺りを見渡す
皆床に倒れてたり机に突っ伏したりしている
ぐったりしていて目を堅く閉じている
シ「…何をしたんだ?」
流れ出る汗を拭いながらクロハを睨み付けた
頭痛もするし体がだるい
今すぐにでも寝たい気分だ
マ(ク)「おっ!効いてきたか〜
いや〜お前だけ元気だからよぉ心配してたんだぜ
…んじゃ、俺はさきに行っとくから」
クロハは俺の問いに答えずニヤニヤと嗤いながら、部屋から出ていこうとした
シ「待、て…」
まだ、Aの居場所を聞いてねぇ…
マ(ク)「…あ、そうだ
A.殺.したの俺じゃなくて女王だから」
クロハは去り際にそう言った
俺の意識はそこで途絶えた
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御柑(プロフ) - えりなさん» おぉ!良かった…。(←オカンかよ) (2014年3月22日 15時) (レス) id: 08cd8bfd20 (このIDを非表示/違反報告)
えりな - 自称サド姫さん» 大丈夫!僕はまだ正常さ(`・ω・´)← (2014年2月9日 16時) (レス) id: 6777766e8f (このIDを非表示/違反報告)
自称サド姫 - えりなちゃんんんんん!?何があったぁ!! (2014年2月3日 20時) (レス) id: 08cd8bfd20 (このIDを非表示/違反報告)
えりな - シリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアス(((((強制終了← (2014年2月3日 10時) (レス) id: 6777766e8f (このIDを非表示/違反報告)
えりな - 自称サド姫さん» おうww頑張れ! (2014年1月7日 12時) (レス) id: 07a7784aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:御柑 | 作者ホームページ:ありません(´・ω・`)ショボーン
作成日時:2013年10月20日 14時