※目隠し150※チルドレンレコード ページ37
シンタローside
シ「おえぇぇぇ」
俺が目覚めて最初に言ったのが、この言葉
変な勘違いはしないで貰いたい
これにはちゃんとした訳があるのだ
まぁ、回想を見てくれ
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モ「お兄ちゃん、お願いだから目を覚まして!!」
意識を取り戻した俺が最初に聴いたのはこの言葉だった
最初この言葉を聴いたとき、めちゃくちゃ嬉しかった
あの妹が俺の事を心配してくれたのだ
しかしこの時俺は、ある重要な事を忘れていた
モモはとてつもない"怪力"の持ち主だという事を
次の瞬間俺を襲ったのは、大きな揺れだった
そして、俺は瞬時にあの感覚を受ける
ジェットコースターという物に乗った時の感覚を
吐き気にみまわれた俺は、不本意ながらあの文頭の言葉を口に出してしまったのである
_________________
という訳なのだ
今の俺は、此方に冷たい目を向けてくる妹の視線からただ逃げていた
モ「もうホントバカ兄なんだから」
誰のせいだと思ってんだ…
「妹さんの言う通りです」
突如聴こえてきた声の方を向くと、そこにはエネが立っていた
最悪だ…コイツにもこの痴態を見られて……ん?"立って"?
シ「え"ぇぇぇぇ!!
何でお前立ってんのぉぉ!!」
エ「煩いですよご主人
…私もよくわかんないんですけど、気がついたらこうなってて」
…そうか、此処はカゲロウデイズだから普通じゃありえない事も可能になるのか
「何だシンタローは目を覚ましてたのか」
そう言いながら此方に来たのはキド
後ろには他のメンバー+知らない女の子がいる
俺の視線が女の子の方に向いてる事に気づいたのか、キドが紹介してくれた
キ「この子が"ヒヨリ"らしい」
ヒヨ「初めまして」
シ「は、はぁ…此方こそ…
……で、マリーとAはまだ見つかんねぇのか」
キ「嗚呼。」
俺とキドが神妙な顔つきになると、キドの後ろからカノが出てきて
カ「大丈夫でしょ。あのヘタレのシンタロー君でもいけたんだから」
と言って笑った
シ「それどういう意味だよ!!」
エ「そのまんまじゃないですか
特にヘタレってとこが」
シ「んだと!」
いつの間にか皆笑っていた
キ「じゃあ二人を助けにいくぞ」
キドがそう言い、皆が頷いた時だった
「いやあぁぁぁぁ」
一つの悲鳴が響きわたったのは
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御柑(プロフ) - えりなさん» おぉ!良かった…。(←オカンかよ) (2014年3月22日 15時) (レス) id: 08cd8bfd20 (このIDを非表示/違反報告)
えりな - 自称サド姫さん» 大丈夫!僕はまだ正常さ(`・ω・´)← (2014年2月9日 16時) (レス) id: 6777766e8f (このIDを非表示/違反報告)
自称サド姫 - えりなちゃんんんんん!?何があったぁ!! (2014年2月3日 20時) (レス) id: 08cd8bfd20 (このIDを非表示/違反報告)
えりな - シリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアス(((((強制終了← (2014年2月3日 10時) (レス) id: 6777766e8f (このIDを非表示/違反報告)
えりな - 自称サド姫さん» おうww頑張れ! (2014年1月7日 12時) (レス) id: 07a7784aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:御柑 | 作者ホームページ:ありません(´・ω・`)ショボーン
作成日時:2013年10月20日 14時