※目隠し146※カゲロウデイズ2 ページ33
ずっと会いたかった
もう、会えないと思っていた
君と過ごす夏なんて、来ないと思ってた
僕が君の隣にいることは、もうないと思ってた
でも__
今、僕の隣には君がいる
こうして、少し我が儘な態度で僕に「きもちわるい」と言って
ヒヨ「煩い、うざい!
静かにしてよ!!」
君は耳をふさいでそう言う
でも、別にいい
また、こうして君の声を聴けるなら
君と話せるなら
__君に気持ちを伝えることが出来るなら__
ヒビ「……あのさ、ヒヨリ」
ヒヨリの目を見て、静かに話を切り出す
僕が話しかけた途端、ヒヨリの目が怯えているような色に変わった
ヒヨ「何…」
ヒビ「僕は…ヒヨリのことが……」
周りの蝉の声が、早急より煩くなった気がした
でも、不思議と僕の耳には入らなかった
ヒビ「…ヒヨリのことが、
す((ヒヨ「やめて!!」…え」
ヒヨリの叫び声と共に、あれほど煩かった蝉の声がピタリと止んだ
ヒヨ「それ以上言わないで!
お願いだから……」
いつもと違って、泣きそうな顔で言うヒヨリ
でも、ごめん
今日は、君のお願いを聞くことは出来ない
今日で、君と会うのが最後になるかもしれないんだ
だから、このことだけは、君に伝えておきたい
ヒビ「ヒヨリ、聞いて!
僕は本当に君のことが……
、
、
、
"好きなんだ"」
そう言って顔をあげると、ヒヨリは涙を流していた
ブランコから降り、此方を見ている
ヒヨ「その言葉だけは……
それだけは…言って欲しくなかった」
そう言うと、ヒヨリは道路に向かって走り出してしまった
……僕は本当に馬鹿だ
また、君を泣かせてしまった
また、同じ過ちを繰り返してしまった
ボーッとしたままゆっくりと右を向くと、大きなトラックが走ってきていた
ペタンと、その場に崩れ落ちる
目からは涙が流れていた
ヒビ「また…また、君は.死.んじゃう
僕のせいで…」
__このまま全てを諦めてしまおうか__
そう思った時だった
ジャリ
________________
今更ですが、『少年ブレイヴ』の公式PV見ましたか?
私は見れました!!
ショタセトめっちゃ可愛かったです!!
それから…
『メカクシティアクターズ』
2014年4月、全国同時放送決定!!
おめでたいです!!
では
※目隠し147※カゲロウデイズ3→←※目隠し145※カゲロウデイズ←こんなサブタイ前にあったような…
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御柑(プロフ) - えりなさん» おぉ!良かった…。(←オカンかよ) (2014年3月22日 15時) (レス) id: 08cd8bfd20 (このIDを非表示/違反報告)
えりな - 自称サド姫さん» 大丈夫!僕はまだ正常さ(`・ω・´)← (2014年2月9日 16時) (レス) id: 6777766e8f (このIDを非表示/違反報告)
自称サド姫 - えりなちゃんんんんん!?何があったぁ!! (2014年2月3日 20時) (レス) id: 08cd8bfd20 (このIDを非表示/違反報告)
えりな - シリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアス(((((強制終了← (2014年2月3日 10時) (レス) id: 6777766e8f (このIDを非表示/違反報告)
えりな - 自称サド姫さん» おうww頑張れ! (2014年1月7日 12時) (レス) id: 07a7784aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:御柑 | 作者ホームページ:ありません(´・ω・`)ショボーン
作成日時:2013年10月20日 14時