【カゲプロ】世界を愛した少女の話"後編"【シンタロー】

※目隠し139※更新さぼっててごめんなさい！！ ページ26

エネor貴音side


ｽﾞｽﾞ… ｽﾞｽﾞ…


…私がしているヘッドフォンから、ノイズ音が聴こえてくる


ﾌﾟｶﾌﾟｶと浮いている感触に体を任せながら、ゆっくりと目を開ける


そこは、いつも通りの、四角い空間だった


ただ、画面の上の方に、いつもならアプリのアイコンが沢山あるはずなのになかったというところが少し違うというところか


エ「今、外ではどうなってるんでしょうか…」


目の前の画面は、真っ暗


これでは外の様子がまるでわからない


と、


ﾊﾟﾁｯ


急に目の前が明るくなった


エ「きゃあっ！！」


あまりの眩しさに手をかざし、目をふさぐ


段々と、光が薄まっていき、画面の外を見れるようになった


エ「え…
ここって……」


外に映っていたのは、私にとってとても見慣れた風景だった


エ「学校の理科準備室…？」


私が"榎本貴音"だったときに通っていた、あの教室


……なんで今こんなところにいるの？


何もわからず、ただ黙って見てると、画面の隅の方でｶﾞﾀﾝと物音がした


エ「何…？」


目を凝らして見てみると、そこには一人の少女がいた


ツインテールの髪


目付きの悪い顔


それは、まぎれもなく"榎本貴音"だった


エ「わ、私っ！？」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
更新遅くなってごめんなさい！！

これからもこんな感じになると思います


ごめんなさい！！

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