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※目隠し132※強盗 ページ17

カ「……ねぇ、本当にこんなんで大丈夫なの?」


??「大丈夫だよ!!……たぶん」


僕は、そう言ったその人を冷たい目で見ながらため息をついた


僕達は、今、玄関の近くの物置の部屋にいる


何でこんなとこにいるのかは、僕が聞きたいぐらいだ


その人の話曰く、ここに隠れて強盗が来るのを待ち、野球のバット(木製)で気絶させしてしまおう


というものだった


正直、上手くいくとは思えないけど、他に案があるわけでもないのでこうしてここにいるのだ


キィ…


静かに、ドアが開く音がした


自然と手に力がはいり、背中を汗が流れる


ゆっくりと、ドアの隙間から玄関を覗く



















そこには、全身真っ黒の男がいた


いかにも強盗という感じだ


その男は、ゆっくりと、でも確実に台所に向かっていた


男の手にはギラリと光る、ナイフが握られている


…このままじゃ、お母さんが……


そう考えると、自然と体が動いた


ドアをゆっくりと開け、忍び足で男のあとをつける


後ろで、「待って!!まだだ…」と聞こえてきたけど僕は止まれなかった


男が台所を覗いているのが見えた


気づかれないように近付き、ゆっくりとバットを上に上げた



……しかし、体が幼くなったからか、思うように動かず男に避けられてしまった


男「この小僧が…!」


男はそう言うと、僕に向かってナイフを突き刺そうとした





ガツンッ


ナイフで体を刺した音とは違う、鈍い音が響いた


僕の目の前で男がゆっくりと倒れるのが見えた


??「ハァハァ…
大丈夫?」


そう言って、男の後ろから現れたのは黒色さん(命名)だった


どうやら、男は黒色さんのバットで頭部を殴られたらしい


血は出ていないが、男は完全にのびていた


??「でもこれでもう大丈夫だね
じゃ、そろそろ君も悪夢(ユメ)から覚めないとね」


カ「え?」


??「だってこれは君の悪夢(ユメ)だろ?君が起きないと何も始まらないだろ?」


確かに


それに、安心感からか眠くなってきたなぁ


強盗もいないし、ちょっとだけ眠ろうか


目を瞑ると段々と意識がとおのいていくのがわかった


薄れ行く意識の中、


『君も、皆も…そして僕も
前を向き出さなければ』


そう聞こえた気がした

※目隠し133※???→←※チョコっと休憩♪←←←※



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御柑(プロフ) - えりなさん» おぉ!良かった…。(←オカンかよ) (2014年3月22日 15時) (レス) id: 08cd8bfd20 (このIDを非表示/違反報告)
えりな - 自称サド姫さん» 大丈夫!僕はまだ正常さ(`・ω・´)← (2014年2月9日 16時) (レス) id: 6777766e8f (このIDを非表示/違反報告)
自称サド姫 - えりなちゃんんんんん!?何があったぁ!! (2014年2月3日 20時) (レス) id: 08cd8bfd20 (このIDを非表示/違反報告)
えりな - シリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアス(((((強制終了← (2014年2月3日 10時) (レス) id: 6777766e8f (このIDを非表示/違反報告)
えりな - 自称サド姫さん» おうww頑張れ! (2014年1月7日 12時) (レス) id: 07a7784aa3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:御柑 | 作者ホームページ:ありません(´・ω・`)ショボーン  
作成日時:2013年10月20日 14時

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