※目隠し131※人 ページ15
気がついたら、走り出していた
何も考えてないのに、ただ、闇雲に
僕が行ったって何も変わる事はないのに……
ﾊﾞﾝｯ
カ「ﾊｧ…ﾊｧ…」
肩で息をしながら玄関の戸を見る
玄関には、子供の靴と女性ものの靴だけ
どうやら、まだ強盗は来ていないらしい
台所からは、いい臭いと何かを切るような音がする
お母さんも、無事みたい
……でも、ここからどうしよう
このままだったら、あの時と同じようになってしまう
カ「どうしよう……」
??「何がぁ？」
僕が呟いた時、急に声が聞こえた
カ「う、うw((??「静かに！！」ﾝｸﾞｯ」
思わず叫び声をあげそうになるが、その人に口を塞がれる
ｽﾞﾙｽﾞﾙと自分の部屋まで引きずられる
ﾊﾞﾀﾝｯ
自分の部屋に入ってやっと手を離してくれた
??「手荒なまね、ごめんね…？」
その人が声をかけてきた
その人は、黒色のパーカーのフードを目深に被っていて、顔はよくわからなかった
カ「君、誰？
何で此処に…」
僕がそう言うと、その人は唇の前に人差し指を立ててからﾆｯｺﾘと口の端を引き上げた
??「それはね、これは君の夢だからだよ
僕はそうだなー…君の知り合いのお友達…かな？」
僕の知り合いの友達…
何か、すっごくややこしい
カ「何か、すっごく怪しい…」
??「え！？
嫌々、全然怪しくないでしょ」
その人は汗をかきながら、慌てながらそう言った
……余計に怪しい
??「ちょっ、その目やめよっか！！
僕が悲しい人に見えちゃうから！！
……あ、そろそろ時間だね」
そう言って、その人は目覚まし時計(これに関しては何もつっこまなかった)を取り出した
『8/15 12:32』
カ「でも、どうすればいいかわかんないじゃん
結局、皆.殺.されちゃうよ…」
僕は、諦め口調で言った
と
ﾊﾞｼﾝｯ
カ「ごっ…」
あまりの強さに、声にならない声をあげて倒れそうになる
??「あっ、ごめんごめん…
でも、だーいじょーぶだって！！
さっきも言っただろ？
"これは夢だ"って
夢ってことはさ、"夢の主が望めば変わる"ってことだろ？
だから、大丈夫」
そう言ってその人は明るく笑って、僕の肩を押して玄関に向かった
※チョコっと休憩♪←←←※→←※目隠し130※作「遂に…遂に130話！！」カ「ちょっ、何僕の登場シーンのサブタイで言ってんの！？」
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御柑(プロフ) - えりなさん» おぉ！良かった…。(←オカンかよ) (2014年3月22日 15時) (
レス) id: 08cd8bfd20 (このIDを非表示/違反報告)
えりな - 自称サド姫さん» 大丈夫！僕はまだ正常さ(｀･ω･´)← (2014年2月9日 16時) (レス) id: 6777766e8f (このIDを非表示/違反報告)
自称サド姫 - えりなちゃんんんんん！？何があったぁ！！ (2014年2月3日 20時) (レス) id: 08cd8bfd20 (このIDを非表示/違反報告)
えりな - シリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアスシリアス(((((強制終了← (2014年2月3日 10時) (レス) id: 6777766e8f (このIDを非表示/違反報告)
えりな - 自称サド姫さん» おうww頑張れ！ (2014年1月7日 12時) (レス) id: 07a7784aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：御柑 | 作者ホームページ：ありません(´･ω･`)ｼｮﾎﾞｰﾝ
作成日時：2013年10月20日 14時
