大人の男 ページ34
次々と角度を変えてキスをされて、身体から力が抜けていく。
息もしにくい。
それでも一也はやめてくれない。
首には何度も痛みが走り、一也の手はどんどん私の身体をなぞっていく。
そんな一也を怖く感じる反面、とても愛しくも思う。
いつかは一也とこうなることはわかっていた。
わかっていたけどーーー
.
御「なっ……A？！泣くなよ！！」
気づいたら涙が溢れ出ていた。
貴「っ…ふぇっ、えっ」
御「ごめん……」
貴「ちが、違うの…っ一也の、せいじゃないっ！泣くつもりはなかったの！私は大丈夫だから〜」
御「俺も焦りすぎた！いつか自然とできる日、その時までのお楽しみってことにしとく笑」
そう言って私を抱きしめた。
ーーーーー
御「随分遅くなっちまったな…」
貴「多分皆もう寝ちゃったよね？」
御「もう1時半だしな」
ーーーガラッ
御「はあっ？！？！」
貴「っ？！」
部屋の中には誰もいなくて代わりに、布団が1枚と置き手紙。
内容はというと……
ーーー
御幸とAちゃんへ
俺らは空気を読んで違うところで寝る。
あとは頑張れ！
大人の階段を駆け上がれ！！笑
P.S. 御幸、責任はしっかり負うように♡
心優しい野球部より
ーーー
御「……ははっ！せ、先輩たちも変な気回さなくていいのにな！！どうせ」
貴「……よ」
御「な、なんか言ったか？」
貴「いいよ、別に…」
御「いいよって…」
貴「っ！！///だからっシてもいいってこと！！！」
御「いや、だってお前さっき泣いてたじゃねぇか！」
貴「あれは…心の整理がついてなかったっていうか……とにかく、いいって言ってんの！！///」
御「マ、マジで？」
貴「ん…///」
頷いたのを確認して、今度はそっと押し倒した。
御「俺、もう余裕ねぇわ……わりぃ」
貴「大丈夫…」
御「とにかく何か痛かったりとかしたら言えよ？」
貴「はい…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 180人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
【Ａ】俺が気になった女の子はガードが固かったのでそろそろ本気を出そうかと。 キセキとネット恋愛してみませんか？〜キセリョ編〜【黒子のバスケ】 キセキとネット恋愛してみませんか？〜バニラシェイク編〜【黒子のバスケ】もっと見る
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まかろん姫 - お互い勉強頑張りましょー♪♪ 落ち着くまで更新待っています！ (2015年12月3日 14時) (
レス) id: 02ccf7642a (このIDを非表示/違反報告)
シャボン(プロフ) - とっても面白いです！！！続きが気になります！！！更新頑張って下さい！！ (2015年11月7日 13時) (レス) id: 9f5ddcd9d5 (このIDを非表示/違反報告)
優菜 - 続ききになる！早く更新してくださいね！応援しています。 (2014年6月28日 13時) (レス) id: 713c15388d (このIDを非表示/違反報告)
雪氷 - テスト頑張ってください。続きを読むのが楽しみです。更信頑張ってください。 (2014年5月25日 23時) (レス) id: 338fb581a1 (このIDを非表示/違反報告)
ルンルン(プロフ) - たかのさん» 教室出られないのはキツいですよね…(;´д｀) (2014年4月16日 21時) (レス) id: 21e0a3bf61 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：たかの | 作成日時：2014年3月7日 19時
