第5話:放課後 ページ7
その後も、何事も無かったかのように授業が終わり、時間は放課後に。
Aは図書室で勉強するようだ。
政宗:藤堂、何処行くんだ?
その質問に、誰もが返答はないと思っていたが。
A:ちょっと図書室で勉強をしようかと。
政宗:そうか、勉強熱心だな。
A:いえ、そういう事では。
政宗:ま、頑張れよ。
A:そう言う伊達君は部活ですか?
政宗:あぁ。
A:じゃあ、伊達君も頑張って下さいね。
政宗:おぅ!
二人がいなくなった後、全員が驚いた。
全員:ええええぇぇぇぇ!?
女子:あの藤堂さんが。
男子:政宗の質問に返した。
女子:嘘!?
〜図書室〜
中にはどうやら、まだ他の生徒達がいるようだ。
Aは出来るだけ窓際の席に座り勉強を始めた。
A:(それにしても、今日は何であの事を伊達君に話したんだろう?)
政宗:≪お前すげぇな!そんな事出来るのか!≫
政宗:≪気持ち悪くなんかねぇ。むしろ、俺は良いと思うぜ。それも個性の一つって事だろ。≫
A:(まさか、あんな事言われるなんて思わなかった。)
A:(伊達君に話して良かった。)
そうこうしているうちに、辺りは薄暗くなり始めていた。
A:あれ? いつの間に。
図書室の時計を見ると、6時を指しつつあった。
A:もうこんな時間。 帰らないと。
Aは急いで図書室を出た。
〜下駄箱〜
政宗:Shit! 教室に忘れ物しちまった。
政宗が靴を脱ぎ捨てると、Aの靴がまだある事に気付いた。
政宗:あいつ、まだいんのか。
政宗は急いで教室に向かい、忘れ物であるノートを持ち、下駄箱に戻った。
そして、下駄箱でAとばったり。
A:伊達君?
政宗:藤堂か。今まで勉強か?
A:えぇ、集中すると周りに目がいかなくて。いつの間にか、こんな時間に。
政宗:そうか。
A:伊達君は部活ですか?
政宗:いや、部活は終わったんだが、忘れ物しちまってな。
A:フフフ、伊達君って意外とおっちょこちょいなんですね。
政宗:う、うるせぇ///
A:では、また明日。
政宗:待てよ。
A:はい?
政宗:もう遅いし、送ってくぜ。
A:え、でも。
政宗:気にすんなよ。 ほら、行くぞ。
A:あ、待ってください!
こうして、Aと政宗は一緒に帰る事に。
To be continued.
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あゆみい - 何か悪ノ召使のストーリーに似てる。やばい、涙が半端ない! (2014年1月12日 10時) (レス) id: dcba1199ca (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 私もこれ書いていて、涙が出そうになりました…σ(^_^;) (2013年12月28日 4時) (レス) id: 3141174569 (このIDを非表示/違反報告)
あゆりん - 主人公ってかわいそうですね(´・ω・)なんだか涙があふれてきました。 (2013年11月16日 18時) (レス) id: dcba1199ca (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - やっぱり分かります? なんか良いですよね、こういうの。 (2012年10月31日 23時) (携帯から) (レス) id: 5a61f58e50 (このIDを非表示/違反報告)
琳 - 主人公の過去が重いって…いいですね!(フラグ的な奴に悶絶できますよね!バサラ自体詳しくないですけど…) (2012年10月31日 23時) (レス) id: 6ce82017f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪 | 作成日時:2012年7月2日 7時