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君と飲むサイダー ページ14

なにかと不安だった撮影は終わり、私は鞄に散乱した荷物を詰め込み

さあ、帰ろう。と思っていた


トリスタメンバーはもう帰っただろうか

教室には私ひとりだけ







『でもトリスタは私を交代で送ってくれるシステムだったような…?』




今日はみんな疲れてるだろうし、1人でも帰れるからいいのだけど








教室の扉に手をかけたとき、いきなりドアが大きく開いた



私が素早く避けれたからいいものの、もうすぐでドアにぶつかるところだった




顔をあげれば翡翠の透き通るような瞳の真君がいた





「わ!ごめんね!怪我はない?大丈夫?」



『だ、大丈夫…避けれたから』




私の返答を聞くとほっとしたのか小さく息をついた






『なんで、真君は教室に?帰ったんじゃないの?』



「今日、僕が栞夏ちゃんを家まで送る日だから!あまりにも遅いから教室まで来ちゃったよ」







そうだったのか、私をずっと待っててくれてたんだ…


なんだか申し訳ない気持ちになりつつも少し嬉しいという気持ちが溢れてきた







『ありがと!じゃ、帰ろうか』





私達は学院を後にした



空は茜色に染まり、もうすっかり夕方だ



夕方なのに相変わらずの暑さが身にしみる



少しのどが渇いてきた







『ねえ喉渇いたからちょっとサイダー買ってきていい?』



「いいよ〜僕も飲もうかなぁ…あの駄菓子屋さんのサイダーおいしいもんね」






真君もサイダー好きなのかな…この前も買いに来ててバッタリ会ったくらいだし






商店街に入ると駄菓子屋が見えてきた




おばあちゃんが私達を見るとにこにこしながらサイダーを渡してきた





「え、なんでサイダーを買いに来たって…」




「二人ともよくサイダー買いにくるでしょう?二人がここに来たってことはサイダーを買いに来たってことぐらい私には分かりますよ」





ということは、真くんも常連みたいなものなのか…


少し、嬉しいかも







私達はおばあちゃんからサイダーを受け取ると

二人で歩きながら冷たいサイダーを飲んだ






『おいしーい!やっぱり夏はサイダーだね』



「そうだね!」





二人で飲むサイダーは


いつもよりおいしく感じた






私達の夏はまだまだ終わらない

まさかの→←撮影


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  • 恋愛運: ★★★☆☆
  • 健康運: ★★★★★
  • 全体運: ★★★☆☆

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ひかり☆缶バッチのガチャで薫が3個も出た(プロフ) - あまつさん» ありがとうございます!喜んでいただけて嬉しいです!私は真緒とかKnightsあたりですかね〜 (2018年6月27日 17時) (レス) id: ccc5bb7877 (このIDを非表示/違反報告)
あまつ - めっちゃいいです!そして、私推しキャラがゆうくんなのでとっても嬉しいです!ひかり☆さんはちなみに誰推しですか?これからも頑張ってください! (2018年6月26日 21時) (レス) id: a0311c36c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひかり☆ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/zenobureid1/  
作成日時:2018年6月9日 0時

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