【呪術廻戦】猫、始まりました

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「おや、Aじゃないか」


寮母さんから煮干しをもらって、ほくほくした気持ちで廊下を歩いていたらゲトウ先生に会った


「ニャン(こんにちは)」


「おいで」


ゲトウ先生にはちょっと緊張してしまう


だって


優しくて、落ち着いてて、常識的で、なによりイケメン！


おまけに声までいい！！


ナナミさんもそうなんだけど、ゲトウ先生はなんていうか


妖艶？というか底知れぬ感じがするというか、とにかく魅力がすごい！(語彙力の低下)


「Aは良い子だね」


えへへ、そんな事ないですよ〜


ゲトウ先生の胸元で顎の下を撫でられてデレデレしていると


「珍しい組み合わせだな」


ショウコさんが現れた


「五条に見られたらうるさいぞ」


「ハハッ、そうだね」


そう言いつつも変わらず顎の下をナデナデしてくれる


普段あまり見ないほど私がデレデレしていたせいか


「A、五条も屑だが夏油も屑だよ。気をつけな」


ショウコさんに心配されてしまった


「随分な言われようだ」


「本当の事だろう」


ゴジョウ先生とゲトウ先生、ショウコさんは高専の同期だそうで、他の人が入れないような空気感を持っている


なんかいいよなぁ、こういうのって


男女間に友情は存在したんだな、うんうん


「二人して廊下で何してんの？」


「悟、おかえり。早かったね」


朝から見てないと思ったらどこかに行っていたらしいゴジョウ先生が帰ってきた


「ジジィ共ムカつくから切り上げてきた」


「上も懲りずによく呼ぶよな」


こちらに歩いてきたゴジョウ先生と目が合った


「Aじゃん、傑に抱っこされて嬉しそうにしちゃって」


そう言って私をゲトウ先生から取り上げる


「仲良しだね」


「男の嫉妬は醜いぞ」


「いいんですぅ〜なんたって五条Aだからね」


「出たよ、常套句」


「Aかわいそうに」


動物病院で呼ばれて気に入ってしまったらしい私のフルネーム(仮)


なんだか最近はちょっといいかもなんて思い始めているのはきっと洗脳の一種なんだと思いたい



.
コレを書くにあたり、ファンブックをちょこちょこ見たり
漫画はもちろんアニメも見返しているんですが
アニメ２話の寮のところで伏黒君の部屋の入口近くに洗った食器やお箸があった事に最近気付いて
なんか、すごい、いいなって思いました(語彙力)

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