ヤンキーが【刀剣乱舞】審神者やっちゃ悪ぃのかよ？

悪いことは多分してない ページ39

俺の目の前には演練の五戦目の審神者とそいつの刀剣男士
四戦目の審神者の男士が言った通りのチームだし、間違いないな

しかし…
｢貴方が午前最後の審神者ですね、宜しくお願いします｣
『宜しく…』

話と違って随分丁寧な対応をしてくる
此は、目の前の奴が自分より弱いと思ったら態度悪くなるやつだな

演練に刀剣男士が行ったのを確認して、相手に声をかける

『(えーっと)…[アンタが対戦相手かぁ？随分弱そうだなぁ？刀剣を束ねるのに、そんな弱腰で良いのかぁ？]』
｢え｣
『あと何だっけ…[審神者の才能ないだろ、霊力弱すぎ、何してんの？早く辞めちゃいなよぉ？]…だよな？』
｢ちっあのくそ女｣

目の前の俺じゃなくて、さっきの審神者に怒りが向かってるが、お門違いだ
『違ぇよ、その近くにいた男士に俺が聞き出した、他にも何か言ったんだろうが、あの審神者は一言も文句を言わなかったぜ？』
｢…だから何だよ、本当の事を言ったまでで、俺は悪くないだろ！悪いのはあんな腑抜けた霊力の弱いバカ女だろ！｣

勝手に自分を良く見せようと、相手が悪いとギャンギャン鳴くバカ野郎
『本当だろうが何だろうが、バカ騒ぎ起こしてんじゃねぇよバカ野郎が
霊力が弱かろぅが、審神者になるかどうかはバカ政府と本人の意思なんだろ？』

俺の場合強制だったが、違うことは先程の審神者に聞いた

｢でも…弱い女が威張るなんて…｣
『あ？まだ口が回んのか？お前みたいな頭の固いバカが審神者やって迷惑起こしてる方が邪魔なんだよ』

此処で、やっと相手がブチ切れて掴みかかってきた
その勢いを借りて、思いっきり投げる
相手は受け身も取らず背中を強打した
｢ごっほ……｣
『何だよ、受け身くらい取れないで女は弱いと喚いてたのか？お前の方が男の癖に弱すぎだろ…』

相手に近づき無理矢理立たせるその時耳元で呟く
『どうだ？女に投げ飛ばされる気分は？』
｢……な!?｣
『ざまぁねぇな？』
｢テメェ、暴力を振るったって政府に言ってやる！オメェはコレで終わりだ！｣
『弱い上に無用心だなぁ、アンタ』
ゲラゲラ笑ってる相手に呆れた顔で言えば、意味わかんないって顔で此方を見つめる

『なぁ？長谷部？』
｢そうだな、では俺はこの記録を役人に渡してくる｣
『宜しくなー』
｢な!待て!｣

素早く記録媒体を持って行った長谷部を追って出ていく相手を見送る

後に、トラブルメーカーだったらしい相手は、審神者の権限を停止されたらしい
細かくは聞かないで、俺は本丸に帰った

つづく

おれ、演練苦手だ…→←俺はなにもしてない(多分)

今日の殴る相手と方法

言い掛かりを付ける審神者に頭突き

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