ヤンキーが【刀剣乱舞】審神者やっちゃ悪ぃのかよ？

時々刀種を疑うぜ？ ページ35

其々の準備に皆散った後に、俺と薬研は執務室に向かったが

『書くことがあんま無ぇな』
｢……部隊も書いてあるし、後は部隊が帰ってきてからじゃないと、書くことが無いよな
まぁ、遠征はともかくとして、出陣に出た奴等はすぐ戻ってくるさ｣

『待つのは暇なんだよなー』
｢暇なら俺っちと遊ぶか？｣
目の前にグイッと寄って顎を掴まれる、お前らはホストでもやったら似合いそうだな、イケメンだし

『あー、なら少し話すか？』
頭を撫でつつ押し返して、座ってもらう

｢そうだな…大将は本丸の事で知りたいことは無いのか？何でも聞いてくれて構わないぜ？｣
『聞きたいこと…そうだなぁ…』
｢急に言われても困るか？俺っちに答えられるなら何でも答えるぜ？｣
『じゃあ…俺が審神者で良いのか？』

ちょっと思っていたことを聞いてみると、薬研は驚いたのか、フリーズした

『あー、審神者って、神様相手の仕事だろ？それって神主とかと似てるんじゃねぇの？』
｢まぁ、そうかもな？審神者の服は確かに神職の常装が真似られてるな｣
『そんなのあんのか？着物なんぞ動きづらそうだし、着たくねぇなぁ…』

｢何なら、演習行くときには俺っちが着付けてやるぜ？｣
『演習行くときにも着るのか……って話が変わってるな』
｢あぁ、悪い、わざとじゃないぜ？
まぁ、俺の個人意見としては、俺は大将が審神者で良いと思うぜ？｣

微笑んで言われると、むず痒い感じがする
『…そうか、あー、変なこと聞いて悪かったな』

話を終わらせようとしたが、薬研が腕を掴んで真剣な眼差しで此方を見つめてきた

｢ドロケイやってたとき、一兄が言ってたろ？
大将は優しい奴だって、俺もそう思うぜ？｣
空いてる手で頭を乱暴に撫でられた

『な、おい薬研』
｢話してて思い出したんだ、大将を撫でるって宣言したからにはやらねぇとな？｣

楽しそうに笑う薬研につられて笑う


暫く薬研と談笑している内に、出陣部隊が戻ってくる時間になっていた……


つづく

…………
スミマセン、薬研君をとリクエスト頂いたのに…

薬研君とうまく絡めてないぃ！

もっと格好いい薬研君が書けるように、精進します…申し訳ありませんでした。

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今日の殴る相手と方法

言い掛かりを付ける審神者に頭突き

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