ヤンキーが【刀剣乱舞】審神者やっちゃ悪ぃのかよ？

手入れすんじゃなかったか？ ページ4

前任は、顔の打撲と手首の骨折、口回りを少し切った状態で黒尽くめに回収された

｢では、この本丸はコレでA様の物です｣
『あー、そー』

腕が疲れた、前任重かったとか思ってたら黒尽くめに声をかけられる
｢刀剣男士の手入れを済ませたら、式神が案内をしてくれます｣
『そうか、お前ともコレでおさらばだな？』

睨んで言えば、頭を下げて直ぐ様消えていった

『殴り損ねた……』
｢おい、あんた｣

前任を運ぶ間、黙らせていた奴が声をかけてきた為振り向く、ちゃんと見たのはコレが初めてだなー
『……何だよ、俺が居ることに文句があんならさっきの黒尽くめに言ってくれ』

｢あんたが居ることに文句はない、それよりも
本当に人間か？｣

大真面目な顔で此方を見る黄色い目に、つい笑いが込み上げる

『ぶっは、何だソレ、逆に人間以外なら何なんだよ??ハハハ』

用事を済ませるため中に入りながら話せば先に行かず付いてくる

暫く笑って居たが、玄関前で笑いも引っ込んだ
何故なら玄関前にズラーッと人が並んでいたからだ
『何だ、帰れってか』｢ちがいます！｣

人だかりから、白いチビッ子が出てきて突進された

｢あなたはさにわ……ですよね？ぼくらのあるじさまですよね!?｣
『審神者ではある、主って言うのは勘弁してくれ、変な感じがする』

元気だなーと思いつつ頭を撫でる
なつかれてるのは可愛いと思う

『てか、怪我人は？』
玄関前の人達を見つつ聞くが、見当たらない
……重症者一杯居たのに変だな

だが、疑問は前に出てきた真っ白な奴が答えた
｢君が広間で一喝と同時に直したろう？アレには驚いたぞ？｣
『は？』

身に覚えがない、手入れって言われたのは何だったんだ？
と、更に疑問が増えているのが顔に出てたのか、白い奴が笑いはじめた

｢ぶっははは、そうか、無自覚で霊力を流し込んだんだな｣
『だってよぉ……審神者になれって(体感)一時間前に言われて、霊力とか解らんものをあーだこーだ言われても理解できねぇよ、俺は馬鹿だからな！』

さっきからくっついてるちっこい白いのを肩車してそう言いきると、目の前の白いの以外からも笑い声が聞こえた

何だ、さっきよりも神様らしい感じになったな
とか思ってたら、さっきの前任と同じ部屋にいた奴が出てきた

｢人の子よ、お主は全員治しても体に異常は無いのか？｣
『ん？なんも？てか皆治ってるのか…』

予想外の状態に、次にどうするか考え始めたが
そこに隈取りをした黒色の狐が出てきた

こんのすけを探せ？→←よぅ、この野郎

今日の殴る相手と方法

言い掛かりを付ける審神者に頭突き

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