ヤンキーが【刀剣乱舞】審神者やっちゃ悪ぃのかよ？

出陣！！！ ページ14

上と特上の刀装を付けて、第一部隊と戦場に今居る

｢何でアンタまで戦場に居るんだよ!!｣
｢…主まで来るとは思っていなかった、驚きだぜ｣
『え？…何だよダメなのか？』
道場の木刀一つ失敬して部隊に付いてけば、同田貫に怒鳴られた

回りは呆れてたり笑ってたり……これはやらかしたな、まぁ別にいいだろ
『まぁ、細かいところは解らんが、ほらアッチに何か敵っぽいの居るぞー』
俺に気を取られてたからか、敵に気付いてなかった奴等もそっちを見て何か陣形選んでる
｢…貴方は後に居てください…｣

水色に袖を引かれて後に放り込まれ
次の瞬間には乱闘状態になった


わ、宗三斬り込んでった、敵は一人沈んだな
わー、鶴丸身軽だー、そういや確かに軽かったな
お、水色の奴も一撃強いな

後に下がった分、其々の動きが結構見える
なんて思ってたら、沈んだと思ってた敵が一人、背中を見せてる宗三に切りかかろうと立ち上がってるのが見えた

『おいコラ、背中からじゃねぇと刀も向けらんねぇのか？オメェよぉ』
立ち上がった時には俺が前にいて驚いてたが、その眉間に拳を叩き込む
そのまま後に倒れる敵の、武器を持つ手を踏み込む
骨の折れる乾いた音と感覚が靴越しだが伝わった

『喧嘩すんなら、ちゃんとしろ』
｢うーん、コレは喧嘩じゃないからね？｣

啖呵切ってたら後ろから肩を捕まれた
光忠が苦笑いで見下ろしてる

『……あぁ、そっか、つい何時もの啖呵切ってた、悪い』
自分の喧嘩とは違って、此処は命を掛けてる
俺が戦闘不能に追い込んだ奴以外はキッチリ引導が渡されてるのを見て、場違いなことをしたと気付いた

｢て言うか、木刀使ってないよね？｣
『あー…基本が素手だったからな』
｢物騒だな、拳に怪我は無いのか？｣
『慣れてるし、平気だから離してくれ鶴丸』

折角失敬した木刀はベルトに適当に差したまま、鶴丸に右腕を取られている

ってか先に進もうぜ……
『怪我無いなら次行けるか？』

まだ手を見てる鶴丸を放っておいて、回りに聞けば大丈夫そうだった

そのまま先に進み
随分キナ臭い所に着いた

『…キナ臭ぇ、アレが頭か、叩き潰す』
｢君は俺達に負けず劣らず血の気が多いな、良いから後に居てくれよ？｣
今度は鶴丸に追いやられた

戦闘が始まり、同田貫が先陣を切る
鶯丸も切り結んだ相手を弾き返し切り上げた

今度は危なげなく、戦闘は終った
『…俺は出番無しか』
｢嫌、普通まず主が戦場に居ることが変だからね？｣

そんな話をしつつ本丸に帰った

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今日の殴る相手と方法

言い掛かりを付ける審神者に頭突き

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