ヤンキーが【刀剣乱舞】審神者やっちゃ悪ぃのかよ？

飯旨いなー ページ12

ワイワイ騒がしい朝御飯の時間、こんのすけに指定された席に座って用意された飯が目の前に置かれた

こう言う、上げ膳据え膳な感じは落ち着かないが、折角用意して貰ったし頂くか

『頂きます』
｢うん、召し上がれ｣

汁物…お出汁の旨味が出てて超旨いし、鮭も卵焼きも滅茶苦茶ウマイ
料亭かよって思いながら食ってたら、俺の方を見て笑う奴が何人か居た、顔になんか付いてんのかな？

空きっ腹も落ち着いたし、笑ってる奴等を見るとニコッと微笑まれた
『光忠、歌仙、ご馳走さま…滅茶苦茶旨かった』


取り合えず、旨かった飯の礼を言えば二人とも嬉しそうに笑う、てか、どっかから花が舞ってる？

｢いやぁ､主が凄く美味しそうに食べてくれて嬉しいな｣
｢あと､意外に食事の作法が出来ていたね､誰かに教わったのかな？｣

歌仙の警戒が解けてる､そんなに気になることか？
『作法は学生の時にちょっとやった位だから､別に出来てる訳じゃ無いと思うが…
あと､美味しそうに食べたんじゃなくて､旨いもん食ったら顔に出やすいだけだ』

自分の食器を集めて､立つ
『食器は俺が洗う､食い終わったら食器持ってきてくれ』

それだけ言って広間から出てった

カチャカチャ…
食器を洗いつつ､機嫌が良くてギリギリ聞こえないように鼻歌歌ってた
『〜♪うわっ!?』

そしたら、何か後ろから誰かに抱きつかれた
気が抜けてたな…

体に回された腕の蒼い着物から察するに、確かまだ名前聞いてない綺麗な奴だ

『アンタ何て名前だ?』

呼び掛けるにしても名前解らないとなー
｢はっはっは、主は俺にこうされてもなんとも思わんのか?｣
あれ?会話が不成立だ
『まぁ､驚いてるが?あと離してくれ､食器洗いもう少しで終わるんだよ』

泡だらけの手で着物は触れないし､離して貰えればコイツの食器で最後だ
｢…我が主は面白いな､この状態で雑務が優先されるとは｣

お､離してくれた
『次､同じことをしたら頭突きするからな』

最後の食器を洗い終わり､振り替えってちゃんと相手を見ると
目のなかに三日月がある事に今気づいた

『…もしかして名前三日月とか?』
そう言や､龍が腕に掘ってあってそれが名前になってた奴が居たし
遠からずって所かな?
｢あなや､主は勘が良いな
いかにも､俺は三日月宗近､天下五剣が一つにして一番美しいともいうな｣

天下五剣?知らん!
『…そうか』

偉そうな奴と厨で挨拶って…変なの
洗い物終ったし、次何するか聞くか


取り合えず誰か居そうな広間に三日月と戻った

次何？→←夢落ち期待してた

今日の殴る相手と方法

言い掛かりを付ける審神者に頭突き

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