ヤンキーが【刀剣乱舞】審神者やっちゃ悪ぃのかよ？

夢落ち期待してた ページ11

少し騒がしい気がして、目が覚めた


目を開けて、ドアップの国永の顔が逆さに見えた
｢あ、起きてしまったか……
寝起きドッキリを仕込もうとしたんだがな……｣
『目ぇ覚めて、視界がほぼ真っ白な時点で驚いたよ』
まだ眠いが、昨日の事を忘れるほどは寝ぼけて無い
次同じことあったら頭突きしよう、今決めた


『てか、お前等朝早いな……ふぁあ』
｢まだ眠いなら寝てても大丈夫だぜ？｣
『寝起きドッキリされるから起きるよ、てか朝飯とか作らねぇと無いだろ？』

起き上がって見れば、何人かが布団干しをしてる
朝から偉いな

｢それなら、こんのすけが食材の提供をしてくれたから、光忠と歌仙が張り切っていたから問題ないさ｣
『……料理できるのか』
｢驚いたか？｣
『少しな……まぁ、何人も神様が居るんだから料理出来るのが居たって普通か』

話してたら目が覚めてきたし、自分の寝てた布団を干しに持ち上げる
『よっと、なぁ、これも干せる場所あるかー？』
縁側から庭に出たら、回りから声をかけられた
｢おはよう、主さん｣
｢主さんも起きたよ！兼さんも起きて！｣
｢おはよう、大将｣
｢鶴丸さんの寝起きドッキリで起きたんですか？｣

『取り合えずおはよう、って鶴丸って誰？』

昨日は大体名前聞いたと思ったけど、まだ聞いてない奴か？
でも寝起きドッキリはさっき国永が失敗してたが……
とか思ってると、後ろから肩を捕まれた
国永が冷や汗が出るほど焦ってる
｢ちょ、主、俺は？｣
『国永』


周りがシーンとなった
何だろう？違うのか？
『間違ってるか？』
聞いてみたら肩に手を置いたまま項垂れる国永

｢あー、うん、そう言えばちゃんと名乗ってなかった……驚いたぜ……｣
『確かに、でも大倶利伽羅が国永って呼んだよな？』
｢ああ、そうだな、主、俺は鶴丸国永だ｣
『……成る程、何か知らんが驚かせたみたいだな』

やっと肩から手が離れたので、物干し竿に布団を引っ掛けておく

『……そう言えば、名前知らない奴も居るな……』
聞きに行くか？いや面倒だ、必要な時に聞けば良いや

本丸内の把握が出来てないが、神様のペースもあるだろ


それよか、これから審神者とかやらなきゃいけないし
……面倒臭くなりそうだ


随分と綺麗に晴れ渡った空を見上げつつ、また俺はため息を一つ吐く
背後で朝餉の呼び出しが始まっていた……

飯旨いなー→←てか、さっきまでお前らも雑魚寝だったんじゃね？

今日の殴る相手と方法

言い掛かりを付ける審神者に頭突き

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