「ＢＲＯＴＨＥＲＳ ＣＯＮＦＬＩＣＴ」 行ってきます・・・そして、さよなら２。

信じるしか、ない。 ページ5

梓「椿はそれを信じてあげなかったの？」

椿「・・・・、俺は・・・・」

梓「どうだったの？椿」

要「ほら、つばちゃんもあーちゃんも今そんなこと言ったって、Aは帰ってこないんだから。今俺たちに出来る事は？」

梓「Aを探す事・・・？」

要「そのとーり！」

祈「あ、要兄さんちょっと待って・・・、メールが来てる」

昴「メールって、Aからか？」

祈「・・・うん、Aから。２〜３日ほっておいて、ちゃんとしたところにいるから心配しないで、って」

梓「今電話してみたんだけど、繋がらない。メールを送信してすぐに電源を切ったんだ」

琉「Aちゃん、・・・どこに・・・いるのかな」

要「ちゃんとしたところ・・・か」

右「友達のところでしょうか？それならそれで安心なのですが」

祈「安心？Aが、家を出て行ったのに？安心だって？」

梓「祈織、さっきも要兄さんが言ったけど、今はそんなことしてる場合じゃないよね？」

右「私も、悪かったです。祈織すみませんでした」

椿「じゃ、Aの言うとおり２〜３日・・・、待つしかないのか？」

右「祈織、Aの学校での友達は？連絡先が分かる子には確認してみたらどうでしょう？」

祈「でも、それだとAが家出したってばれちゃうけど、それでもいいの？」

要「・・・難しいところだね」


雅「ふわぁ〜。おはよう。どうしたの、なんでそんなに厳しい顔して座ってるの？」

右「雅臣兄さん！どうしましょう、Aが家にいないのです」

雅「家にいないって？どういう事？」

かくかくしかじか・・・・・・、説明中です。

雅「右京までも、そんなことAに言ったの？」

右「は、・・・恥ずかしいですが」

雅「僕はAちゃんは嘘をつくような子じゃないと思ってるよ？それに、出て行けって言うのは、問題があったかな」

要「・・・で、雅兄どうしたらいいと思う？」

祈「どうしようにも、居場所も連絡先も分からないんだよ」

雅「Aちゃんからメールが来たって言ったよね？」

祈「うん・・・、２〜３日ほっておいて、ちゃんとしたところにいるから心配しないでって」

雅「今はその言葉を信じるしかないんじゃないかな？」

梓「そうだね、ちゃんとメールをしてくれるだけの余裕はあるわけだから」

椿「・・・俺が悪いんだよな・・・。俺が一方的にAを責めたから」

謝りたい。→←朝日奈家にて。２（微妙に追加）

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