「ＢＲＯＴＨＥＲＳ ＣＯＮＦＬＩＣＴ」 行ってきます・・・そして、さよなら２。

うぃ。 ページ35

あ「でかいね・・・、無駄にでかいね」

ル「それって、褒めてるのかけなしてるのかどっち？」

あ「さて、どっちでしょー？」
もちろん褒めてます、でも無駄にでかいのはホントの事。
だって、私の部屋だよって連れてこられたのが、ミニキッチン・バストイレ完備でリビング・寝室付きの部屋だよ？
どこぞのマンションですか？
日本でもミニキッチンとバストイレ付きだったけど、規模が違う。
これは、国が違うからなのか、セレブだからなのか・・・、どっちにせよ理解に苦しむ。


・・・午前中は軽くパリを案内してもらい、ルイの自宅へ着きました。
で、冒頭のセリフへ・・・。


ル「気にしないで、うちの部屋って全部こんな風だから。両親とも仕事で帰ってくるのが遅いし、生活時間が違うからね。もちろん家に一緒にいられるときは、でかいリビングの方で寛ぐけどね」

あ「な、なるほど。夜中とか必要以上に部屋の外に出なくてもいいわけね。それは助かる」

ル「趣味のものもあるだろうし、好きなように使ってもらって構わないからね」
趣味か・・・、こっちに日本語の小説とか売ってるんだろうか？
パソコンも欲しいなぁ・・・。

あ「本当になんて感謝していいのか、これで学校にまで通わせてくれるなんて」

ル「とりあえず、昼間は日本人向けのフランス語の学校だね、それから夜は僕が家庭教師」

あ「頑張るよ、なるべく早く覚えてみんなと会話したいから」

ル「・・・それからさ、日本に手紙とか書かなくていいの？」

あ「うん、書かないよ。それはもう決めたことだから。それに下手にエアメールとか出したら、探しに来かねないし・・・ってか、来ないか、ハハハ」

ル「そうか、じゃあ僕たちがこれから新しい君の家族ってことでいいんだね？」

あ「家族かぁ、いいねその響き。ありがたくいただきます」

ル「何かあったら必ず、僕か父母に相談するんだよ？できれば僕に一番に相談してもらいたいけど・・・」

あ「うぃ。これだけは知ってるフランス語」

ル「・・・はぁ、ま、今は仕方がないか。じゃ、これからランチしがてら必要なもの買出しに行くよ」

あ「・・・といいますと？」



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久々に更新させていただきました。
これからは、以前通りのペースで(なるべく)更新していきたいと思います。
コメントありがとうございました！！

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