手紙。 ページ27
昴「・・・ん？なんだ、この手紙？宛先・・・が『朝日奈家の皆さまへ』・・・？」
雅「昴か、お帰り。僕はこれから仕事へ行ってくるよ。っと、それからさっき母さんから電話が来た、Aのことでね。詳しい事は、また夜に話すから。弥の前ではその話題は出さないようにね。・・・その手紙は？」
昴「郵便受けに入ってたんだけど・・・、宛先が・・・ほら」
雅「ちょっと見せて？・・・・、これは・・・、昴。ちょっと僕に預けてくれない？多分Aからだと思うんだ。夜にみんなの前で読むから・・・」
昴「Aから？分かった、今すぐ読みたいけど・・・、雅臣兄さんなら」
雅「ありがとう、それじゃ行ってくるね。手紙の事は言わないでね」
昴「行ってらっしゃい・・・」
母さんから電話？いったいどんな内容だったんだろう。
よっぽどの事がなきゃ、連絡なんてしてこない人だし・・・。
ってか、よっぽどの事があったんだろう。
−リビング
昴「ただいま」
右「昴ですか、お帰りなさい」
要「あぁ、すばちゃん、ロードワーク行ってたんだ」
昴「さっきエントランスで雅臣兄さんに会った・・・」
右「そうですか、分かりました」
いつもと同じ朝食風景、大きな声で笑いあって、うるさいくらいだけど・・・。
なんか違う、心からの笑い声じゃない。
違う、いつもと同じ朝食風景なんかじゃない、ずっと前から違ってた。
Aがいないこと自体、いつもと同じじゃないっていつから忘れてたんだろう。
昴「・・・・A・・・・」
祈「・・・っ、昴兄さん急にどうしたの？」
昴「あ？俺、なんか言ったか？」
要「・・・無意識か」
琉「右京兄さん、ごちそうさま。・・・僕、なるべく・・・早く帰って・・・来るね」
右「そうですね、大変でしょうが、よろしくお願いします」
祈「僕も・・・、行ってきます。ごちそうさまでした」
侑「お、俺ももう行く」
絵「侑介君、もう行くの？わ、私も一緒に行っていい？」
侑「はっ？！・・・あぁ、分かった」
絵「では、みなさん行ってきます」
風「あー、せいせいした！もう、黙ってられるのも限界だったから」
要「彼女、絵麻ちゃんも居づらかっただろうね」
風「自業自得じゃん」
右「風斗！お前も今日は学校じゃないのですか？」
風「あんなバカ女と一緒の学校行きたくないんだけどー？」
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水無月のぞみ - この終わりは納得出来ない。仲直りしてHappyendが良かった。 (2022年1月13日 15時) (
レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)
hopelove(プロフ) - 続きが気になります！ (2021年7月19日 21時) (レス) id: 56f4aea527 (このIDを非表示/違反報告)
さあ - 続編お願いします！！！できたらで良いですから (2020年12月31日 3時) (レス) id: 7aaf2735e4 (このIDを非表示/違反報告)
まき(プロフ) - 今更こんな素敵な小説を見つけました、、、これで完結なのがざんねんです、、家に帰ってきた主人公が見たいなぁ、、、作者様が思い出した時に続き待ってます。お気に入り登録させていただきました。 (2020年12月22日 2時) (レス) id: e6178d185a (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - とても好きで何回も読み返してます！彼女はもう帰らないのですか？皆んなとこのままでしょうか？続きが気になって仕方ないです!!いつまでも待つので、ぜひ続きを､､､!! (2020年4月9日 0時) (レス) id: 13503def23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：めぎめぎ | 作成日時：2013年12月4日 9時
