「ＢＲＯＴＨＥＲＳ ＣＯＮＦＬＩＣＴ」 行ってきます・・・そして、さよなら。

気分悪い・・・。（絵） ページ8

少し遡って−

絵麻ｓｉｄｅ
私は今日から朝日奈家にお世話になる。
聞いたところによると、朝日奈家は１３人の男兄弟からなるらしい。
それと、女の子が１人・・・。
私より可愛くない事を祈るだけだけど、気に入らなかったら追い詰めれば良いだけの事。

学校が終わり、朝日奈家に向かう。
ちょっとびっくりした、結構裕福な家庭だとは聞いていたけどまさかここまでとは。

家について、次男という人にリビングへ通される。
そこには、５人の男性がいた。

長男・次男・５男・６男らしいが、とてつもなくハイスペックだ。
１３男はとても可愛らしい、まるで女の子見たい。

？「君が新しく家族になる子だね？俺５男の椿☆よろしくねー！」
と言って、抱きつかれた。
うん、手ごたえあり。

？「椿？彼女がびっくりしてるから、止めてあげて」
別抜止めなくても良いんだけど、ここは最初が肝心だよね。

椿「イテッ！梓ー、殴らなくてもいいじゃんかー」
殴った人は梓さん・・・、殴られた人は椿さん。
なんだか雰囲気がとても似ているような・・・気がする。

椿「あ、分かったー☆俺達、ふ・た・ごなんだぜ！」

衝撃的なお迎えはこの二人で、後の３人はいたって普通だった。
長男の雅臣さんは小児科医、次男の右京さんは弁護士・・・。
１３男の弥君は・・・やっぱり小学生。

その後、僧侶をしているという３男の要さん、抱きつかれて、手の甲にキスされた。
９男の大学生、昴さん。
１０男の高校生、祈織さんの紹介をされた。

みんな良い感じ、いわゆる世間一般的なイケメン揃い。
誰を選んだって不足じゃない、でも、みんな私の事を好きになるのに越したことはない。

それと、高校で同じクラスの侑介君がいたのにはびっくり。
他の男兄弟は仕事などで、今は家にいないらしい。

右「今お茶を入れますから、ソファに座ってゆっくりしてください」

絵「ありがとうございます」

やっぱりここは、私が真ん中に座るべきよね、そして周りを囲まれる・・・。
なんだかすごく楽しくなってきた。

雅「あれ？祈織、Aは？今日は一緒に帰ってこなかったの？」

祈「今日は、急に生徒会の子に呼びだされたみたいで、少し遅くなるって。彼女にに早く会いたいから、急いで帰ってくるってメールが」

椿「なーんだ、A遅いんだ。つまんねー、マジつまんねー」

前言撤回・・・、なんか気分悪い。

気に入らない・・・（絵）→←疲れたよねー。

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