「ＢＲＯＴＨＥＲＳ ＣＯＮＦＬＩＣＴ」 行ってきます・・・そして、さよなら。

なんで、どうして。（一部訂正あり） ページ48

昨日は楽しかったなぁ、あれから大人の時間だって強制的に終わらされちゃったし。
私が二十歳になったらどんなふうにお祝いしてもらえるんだろう、楽しみだな。


今日は日曜日、確か絵麻ちゃんはお友達のうちに泊りに行くんだって、学校は明日そのこの家から行くらしいよ、と祈織が教えてくれた。

あ「おはよう、これから昨日の飾りつけの片付けするから、お掃除させてね」

要「Aちゃん、おはよう。今日も可愛いね。せっかくの日曜日一緒に居たいんだけど、今日は残念ながらお仕事なんだよ」

あ「ふーん、それは良かったね。きれいなお姉さんたちとお茶してくるんだ」

要「はぁ、違うよ、お仕事なんだよ」

あ「はいはーい！行ってらっしゃーい。楽しんできてね、ごゆっくりー！」

琉「Aちゃん、僕も今日は披露宴に出席する人のアレンジしないといけないから、早目に出かけるね。いってきます」

あ「えー、もうるぃ兄行っちゃうのー、寂しーよ」

要「あれ俺にはそう言ってくれないの？どうして？」

祈「要兄さん、時間大丈夫？遅れたらだめなんじゃないの？」

梓「Aおはよう、急に今日は仕事が入っちゃって、９時までにスタジオに行かないといけないんだよ。また帰ってきたらゆっくり話そう」

あ「うん、あず兄行ってらっしゃい！つば兄は一緒じゃないの？」

梓「うん、今日は僕一人なんだ。じゃ行ってきます！」

あ「祈織はどうしたの？こんな時間に」

祈「うん、僕もちょっと調べ物があるから図書館に行こうと思ってるんだ。早目に行かないといい場所が取られてしまうからね」

あ「あー、分かる、その気持ち。気をつけて行ってきてね」


さて、昨日の後片付けでもするかなー。
お皿はとりあえず、洗っておいたからおｋ。
お洗濯ももうタンスにしまってきたし・・・。
なんだか昨日より疲れたよ、ちょっと休憩タイム。

椿「何こんなとこ座ってんの？いつも部屋に引きこもっていないくせに」

あ「・・・、昨日の片付けをしようと思って・・・たんだけど」

椿「はぁ？どうせ絵麻ちゃんにやらせたんだろ？いかにも自分がやりましたみたいな顔して」

あ「はっ？いつ私が絵麻ちゃんにそんなこと？」

椿「だってそうじゃないか、食事の支度だってそうだし、風呂やリビングの掃除、洗濯まで彼女に押しつけて。自分は受験生だからって」

あ「私は絵麻ちゃんにそんなこと押しつけてないよ！私だってできる事はやってるんだから」

出て行け。→←わざとじゃない。

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