「ＢＲＯＴＨＥＲＳ ＣＯＮＦＬＩＣＴ」 行ってきます・・・そして、さよなら。

頼もしいね。 ページ43

かな兄は悲しそうな顔をして私を見つめた。
そして・・・。

要「Aがそう言った気持ちを持ち続けていれば、彼女もきっと分かってくれる。俺達兄弟が何を言ってもいい方向へは向いて行かないと思うから。俺はAちゃんを応援してる、辛い事があったり上手く行かない事があった時は、俺に相談して？１人でため込むのは良くないよ？頼ってくれてもいい、八つ当たりしたって構わない。それが俺の存在意義ってとこかな？」

あ「かな兄って、意外と頼もしいんだね。私誤解してたかも」

要「俺のことどんな人だと思ってたの？」

あ「煩悩の塊で、女の人の事ばっかり考えてるんだと思ってたよ」

要「はぁ、それはそれは・・・。でも、俺の印象変わったでしょ？惚れちゃった？」

あ「それ言わなきゃ、惚れてたかもしれないけど。残念でしたー！」
ありがとう、かな兄。


なんだかんだ話してる間に家に着きました。
あー、肩凝った。

あ「京兄、買い物終わったよ。途中でかな兄にあったから買い物手伝ってもらったの」

右「全く、また１人で出かけたんですか？男手だけはたくさんあるんですから、誰か連れて行けばよかったのに・・・」

あ「あ、・・・ごめんなさい。早目に買い出しに行かないと支度ができないかと思って」

右「Aの気持ちは分かりましたよ。買い出しありがとうございました。それでは後は私と彼女でやっておきますので、Aはパーティーの準備をお願いしますね」

あ「よろしくね、明日は美味しいお料理期待してます。それと今日も夜はいらないので」

右「A！・・・、はぁ、もう行ってしまいましたか・・・」


−自室

さて、明日の準備は・・・っと。
折り紙で、輪つなぎを作って、後はプレゼント当てクイズの準備かな。
それと・・・、雅兄に最初の挨拶のお願いをしてこないとね。
あっ、ひか兄となつ兄にも連絡しておかないとね、忘れないうちにメールしておいて。

スーパーで買ってきたおにぎり１個食べて、勉強しようかな。
とりあえず、１時間。
頑張りましょう。

作者より、お礼とおしらせです。→←自己嫌悪。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す