すれ違う。 ページ33
朝目覚めると、5時15分!!!
あ「やだー!遅れちゃう!今日は送って行ってもらえないし・・・」
私はダッシュで集合場所へ向かった。
机の上にある携帯電話を見る暇もなく・・・。
−バス車中
あ「しまった・・・。連絡しとくの忘れた。みんな心配してるかな」
ま、いいか、勉強合宿の事はちゃんと話してあるし。
これから1週間、何事もなく過ごせるといいな。
雅「要、Aから連絡あった?」
要「・・・いや、何回か電話もメールもしたけど全く連絡は無いよ」
雅「何かあったのかな?」
要「や、何かあったら必ず連絡してくるでしょAは」
雅「そうだね、それに今日から確か合宿だったよね?」
右「確か今日から1週間の予定です」
雅「学校に行ってるなら安心だよ」
椿「そんな簡単に信じちゃってもいいのかよ」
要「どうした、つばちゃんそんな怖い顔して」
椿「・・・別に、なんでもない」
梓「ごめんね、要兄さん。椿最近ちょっとおかしくて」
椿「梓!俺はおかしくなんかない!」
雅「椿、Aが心配なのは分かるけど、その言い方は良くないと思うよ?」
椿「Aは俺たちが心配してるほど、俺たちの事思っちゃいないんじゃないか?」
梓「何を・・・、言ってるの?椿」
椿「最近Aは俺たちの事避けてるだろ?リビングにも降りてこないし、家の事は絵麻ちゃんに任せっぱなしだし。今頃俺たちがいなくなって、せーせーしてるんじゃねーの?」
棗「椿、お前言い過ぎなんじゃないか?」
椿「うるせー!棗のくせに俺に意見するなよ、黙ってろ」
棗「俺の事は何を言ってもいい、でもAの事を悪く言うのはよせ」
要「そうだよ、つばちゃん。もうちょっと冷静になってよ」
椿「俺は冷静だよ、兄貴達がおかしいんじゃないの?・・・部屋に戻る」
祈「大丈夫、Aの事を僕は信じてる。ずっとAは変わってなんかいない。小さい頃のままの優しい子だよ。自分の事より相手の事を優先して、自分が傷ついても相手を優先するんだ」
要「そうだよな、祈織の言う通りだよ。俺たちはAを信じるしかないよ」
右「・・・(そうでしょうか?椿の言う事も一理あります)」
琉「Aちゃん、・・・勉強・・・頑張ってるかな?」
祈「きっと、頑張ってるよ」
雅「うん、そうだね」
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無神 杏李(プロフ) - 続編来ましたねぇー♪♪たのしみです!どうなるのかドキドキが止まらない… (2013年12月4日 22時) (レス) id: 4470c252d3 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - もお、泣けてくるわ。続き行きます! (2013年12月4日 21時) (レス) id: 5a39202ede (このIDを非表示/違反報告)
めぎめぎ(プロフ) - のんさん» いやいや、50話使いきったよ。続編の方もよろしくお願いするでやんすよ。はぁ、夢主ちゃんどうなっちゃうんだろうね。心配だわー。 (2013年12月4日 9時) (レス) id: bdd382840f (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 面白かった!お疲れ様!傷ついでばっかりの夢主ちゃん、幸せになってほちい。更新頑張って下さい! (2013年12月4日 5時) (レス) id: 5a39202ede (このIDを非表示/違反報告)
めぎめぎ(プロフ) - 無神 杏李さん» ありがとうございます!そう言ってもらえるととてもうれしいです。 (2013年12月3日 9時) (レス) id: bdd382840f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めぎめぎ | 作成日時:2013年11月17日 0時