それから。 ページ20
絵麻ちゃんと約束した通り、リビングや共同風呂の掃除、洗濯など私が出来る事はなるべくやろうという気持ちで、頑張った。
もうすぐ絵麻ちゃんの誕生日。
私は絵麻ちゃんが何が欲しいか分からないので、それとなくあず兄にリサーチしてもらう事に。
あ「ねぇ、あず兄。ちょっとお願いがあるんだけど。もうすぐ絵麻ちゃんの誕生日じゃない?何気なく絵麻ちゃんの欲しい物とか、好きな物のリサーチしてもらえるかな?」
梓「どうして?自分で聞いてみたらいいんじゃない」
あ「んー、だってね、絵麻ちゃん私が話しかけるとなんだかいつもと違って、あんまり話してくれなくなっちゃうんだよね。まだ遠慮されてるのかな?」
梓「・・・そうかな。だいぶ馴染んできたと思うんだけど」
そうだよ、私以外の人とは馴染んできてるんだよー。
女同士だから、仲良くできるかと思ったけど・・・、なかなかうまくは行かないみたい。
あ「でもね、あず兄から聞いてもらえるかな?」
梓「分かった、ほかならぬAのお願いじゃ断れないね」
あ「くれぐれも私が聞いたって言わないでね。・・・それから絵麻ちゃんの誕生日には、ひか兄となつ兄は来るの?」
梓「多分、来るんじゃないかな?棗はもしかしたら遅れるかもしれないとは言ってたけど」
あ「ホント?嬉しいな、久しぶりに会える!」
ひか兄となつ兄は、一人暮らしをしているからなかなか会えない。
2人とも大好きなんだけど・・・、ひか兄は帰ってきたら京兄と喧嘩ばっかりしてるし。
なつ兄はつば兄の面倒ばっかり見させられて可哀そう。
そう言えば、すば兄とは仲直りしたのだろうか?
梓「聞いてきたよ、彼女は今欲しいものはエプロンって言ってたかな」
あ「エプロン・・・ね。あず兄ありがとう。昨日も店をいろいろ見てきたんだけど、良さそうなものが無くって、それにあげるなら喜んでもらえる物が良いかな、って」
梓「そうだね、Aの気持ちが届くといいね」
あ「うん、絵麻ちゃんともっと仲良くしたいな」
絵麻ちゃんはあれから、都合の着くときは毎日京兄の食事の手伝いをしている。
悪いなと思いながらも、それに甘えてしまっている私。
なるべく洗い物など、気づいたらするようにしているのだ。
そしたら先日京兄が。
右「A、受験生だという事も分かっていますが、彼女、絵麻さんに甘えてばかりいてはいけませんよ?」
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無神 杏李(プロフ) - 続編来ましたねぇー♪♪たのしみです!どうなるのかドキドキが止まらない… (2013年12月4日 22時) (レス) id: 4470c252d3 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - もお、泣けてくるわ。続き行きます! (2013年12月4日 21時) (レス) id: 5a39202ede (このIDを非表示/違反報告)
めぎめぎ(プロフ) - のんさん» いやいや、50話使いきったよ。続編の方もよろしくお願いするでやんすよ。はぁ、夢主ちゃんどうなっちゃうんだろうね。心配だわー。 (2013年12月4日 9時) (レス) id: bdd382840f (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - 面白かった!お疲れ様!傷ついでばっかりの夢主ちゃん、幸せになってほちい。更新頑張って下さい! (2013年12月4日 5時) (レス) id: 5a39202ede (このIDを非表示/違反報告)
めぎめぎ(プロフ) - 無神 杏李さん» ありがとうございます!そう言ってもらえるととてもうれしいです。 (2013年12月3日 9時) (レス) id: bdd382840f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めぎめぎ | 作成日時:2013年11月17日 0時