「ＢＲＯＴＨＥＲＳ ＣＯＮＦＬＩＣＴ」 行ってきます・・・そして、さよなら。

誰もいない。 ページ14

んー、頭が重い、身体も思い、何よりまぶたが重い・・・。
昨日早く寝たはずなのに・・・、なんでだろう。

あ「今・・・何時？」
えっ？２時半・・・？

あ「は？どういうこと・・・、２時半って」
昨日の話では、今日はあいてるみんなで出かける・・・って事だったよね。
寝坊した私もいけないけど・・・、誰も起こしに来てくれなかったのかな。

携帯を調べてみたけど、誰からも連絡は入ってない。
あ「これは、置いてかれちゃったん・・・ですかね」

とりあえず、リビングに行ってみよう。
誰かいるかもしれないし。



リビング−

誰もいない。

あ「私が起きなかったから、呆れて出かけちゃったのかな・・・」
でもいつもだったら、めちゃくちゃな起こし方だけれど、誰かが起こしてくれる。

あ「とりあえず、コーヒーでも飲もうかな。あれだけ寝たのに、身体がだるいー」

うま、コーヒーうま！
めっちゃ濃いのにしてみたけど、うまっ！

雅「・・・Aちゃん、おはよう」

あ「雅兄！いたんだ〜。今起きてきたって事は、昨日は夜勤だったの？」

雅「んー、そうなんだよね。あ、僕にもコーヒーくれる？」
雅兄・・・、まだポケーってしてるね・・・、あれ、いつもだっけ？

あ「もっちろーん、ちょっと濃い目だけどいいかな？」

雅「その方が、ありがたいかな。・・・ところで今日は誰もいないの？」

あ「あはは、今日はみんな出かけてるみたい。絵麻ちゃんとつば兄とあず兄と、後は都合がついた兄弟が一緒に行ってる」

雅「Aちゃんは、どうして行かなかったの？」
そうだよね、当然その質問が来ると思ってました。

あ「んー、どうもね、寝坊しちゃったみたいで、置いてかれちゃったの」
そういいつつ、首をぐるぐる回す。

雅「寝坊するなんて珍しいね、いつもはどれだけ遅くまで起きてても、右京の朝食の手伝いをするのに」

あ「私もそう思うんだけど・・・。昨日の夜コーヒー飲んで、勉強しようと思ったら眠くて眠くて、１２時前にはベッドに入ったんだけど、実は私もさっき起きたところなの」

雅「ふぅん、おかしいね。１２時間以上も寝てたって事？」

あ「そうだよね、可笑しいよね。もぅ、嫌になっちゃう。せっかく絵麻ちゃんとお出かけできると思ったのに、残念」

お腹すかない？→←おっ買い物〜。（絵）

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