「ＢＲＯＴＨＥＲＳ ＣＯＮＦＬＩＣＴ」 行ってきます・・・そして、さよなら。

眠い・・・眠いよ。 ページ11

絵「はい、どうぞ。こちらが椿さんと梓さん。こちらがAさんの分です」
あ、嬉しい、ちゃんと私の分をピンクのマグカップにしてくれてる。

あ「ありがとう、ごめんね。それじゃいただきます」

梓「んー、いい香り、だね。それじゃ僕たちも・・・」

椿・梓「いただきます」

絵「それじゃ、私もいただきます」


あ「あー、凄く美味しかったぁ。もう少し勉強頑張れる気がするよ！」

絵「それなら、私も嬉しいです」
にこっと微笑む絵麻ちゃん、ホントかわゆす。

あ「それじゃ、私部屋に戻って勉強してくるから」

椿「えー？Aもう戻っちゃうの？もうちょっと一緒にいようよ」

梓「椿？Aは受験生なんだよ？椿のせいで行きたい学校に行けなくなったらどうするの？」

椿「そりゃ、もちろん責任とってお嫁さんに・・・・はい、すいません」
あず兄、こめかみがピクピクしてるよ。
早目に謝っといて、ソレ正解！

あ「それじゃ、おやすみなさい。絵麻ちゃん、あず兄、それとおまけにつば兄」


−自室

さて、勉強の続きでもしようかな。
今度は苦手な・・・歴史だ。
うー、嫌いじゃないけど、苦手なんだよぉー。
嫌いなのからやっとかないと、結局最後まで手をつけないで終わっちゃうから。

あ「ふわぁ、なんだかすごく眠いんだけど・・・。歴史だから、眠く・・・なっちゃうのかな」
コーヒーも飲んだのに・・・、なんだかすごく眠い、もう限界かな？

あ「明日の事もあるし、今日早目に寝て、シャワーも明日の朝にしよう」

私はふらつきながらもパジャマに着替え、ベットの布団と仲良くなった。
あ「絵、絵麻ちゃんおやすみぃ・・・」



絵麻ｓｉｄｅ

そろそろ、眠たくなってきたかな？
明日のみんなでのショッピング・・・、邪魔されたくないからさっきのコーヒーに睡眠薬入れちゃった。
ちょっと量を多めにね・・・。
多分明日の昼ごろまでは起きられない・・・はず。
明日の朝も私が起こしに行って、うまくごまかしちゃえばオッケーだもんね。
フフフ、その間に私はみんなと出かけてくるからね・・・、邪魔なオネーサン。
可愛く甘えて、アンタの事なんか忘れちゃうくらい、楽しんできてあげる。

ホント、アイツむかつくわ。

私が一番最初に誘われる・・・べきでしょ？
だって、新しく出来た可愛い妹なんだし？

焦ったー。（絵）→←女の子同士。

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