【文スト】貴方に出会えて、知ったこと。【宮沢賢治】

親友・・・。 ページ29

樋口side

任務のあとで少しくつろいでいたところ・・・。


「おい、樋口、ちょっといいか？」


「は、ハイ、何でしょう中原幹部！！」



後ろから中原幹部に声をかけられた・・・待ってちょっと寝かけてたんだけど、見られてないよね！？


そんなこと見てないのかそれか触れていないのか(前者であってほしい)中原幹部は隣に座った。




立とうとしてが、腕を掴まれ


「一寸した頼み事だから座ったまんまでいい。」



と言われた。優しいお方だ、お言葉に甘えて座らせていただいた。




「・・・それで頼み事とは・・・？」




缶珈琲を渡され、沈黙が続いていたので本題を聞くと中原幹部は真剣な顔でこちらを見た。



「光代が俺に隠し事しているが教えてくれねぇ・・・。如何にかして力になってやりてぇが・・・、分かんなきゃ何もできねぇ。だから・・・親友である手前に頼む。」









私はその言葉に息をのんだ・・・、隠し事？あの光代が？






・・・あり得ない、本来なら何かあれば中原幹部に報告するし言いにくかったら私に言う。






そんな光代が・・・中原幹部にも私にも隠し事・・・。








これは・・・調べがいがあります！！



「頼み事とは光代から隠し事を聞けばよいのですね？」






「あぁ、頼んでもいいか？」






私は強く頷き立ち上った。




「任せてください！！」




さて・・・早速光代のところに行きますか。

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