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57話 ページ11

「どうした?」


空き教室に付き、虹村さんと向き合う形になる。

虹村さんは椅子に座り、私は机に座る。


「今度また転校生が来るんです、その事で話し合いたいので、部活休みにしてもらっていいですか?」


別に私たちだけ休みにすればいいけど、それじゃあダメ。

だって、私が快楽を得るために休みにしてもらわなくちゃ。


「…いいだろう、じゃ、いつもの頼むわ」

「はい!勿論です」


そう言ってさ虹村さんは立ち上がり、私の上着のボタンをはずし始める。

白い首が露になる。


「好きですね」

「お前もな」

「ふふっ、お互い様ですね」


虹村さんは私に腕を伸ばし

ギュッと握りしめた_______





灰崎side


「はぁ!?また転校生来んのかよ!」

「らしいぞ」


昼休み、同じクラスで隣の席の奴から聞いた。

クソッ、早すぎんだろ。

ふざけんな。

またあいつらが…パラフィリアン共が…


「あーもう!俺らの学校転校生多すぎかよ!」

「なんだよ〜、また女子で隣のクラスに来るからって怒んなって」


ちげぇし。馬鹿かよ。

転校生なんてどうでもいい。

A…Aを…救わないと…。


「転校生が来るってほんと?」

「そうらしいぜ〜、しかもまた隣のクラス!なんであっちばっかりなんだよ、なぁアレン」

「そうだね」


背後に現れたのは同じクラスの鏡音アレン。

確かこいつ…


「赤司くん達は喜んでるだろうね、ね?灰崎くん」

「…」


こいつテツヤと同じ…

チッ…こいつ覚醒したな…?

元はこんな目をしてなかった。もっと綺麗な水色だ。

負けてしまったのか。もう一つの人格に。

また増えてしまった。厄介な奴。

しかも俺のクラスで…あーあ…。


「はぁ…お前、赤司…いや、キセキの世代と桃井に関わるな」

「え、どうして?」

「…分かってんだろ?」

「ふふっ、灰崎くんはほんと藍内先輩が大切なんだね!美しくて綺麗な恋心だ…!

まぁ次の転校生に手を出したら…僕が許さないから大丈夫だよ、いくら赤司くんたちでも手加減しないから」

「は?」


アレンは窓から頬ずえを付き外を眺めながら呟いた。



「次に来る転校生は、





僕の大好きなお姉ちゃん





鏡音アリスお姉ちゃんだからね」

58話→←黄瀬涼太



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雪乃 - あの私は小説を書いた事がないので偉そうに感じるかもしれませんがこれはキャラヘイトだと思いますそれにこれにはグロテスクな表現が含まれています、なのでこの作品にはパスワードを掛けて閲覧制限をするべきだと思います (2017年12月25日 13時) (レス) id: 0da61e2d86 (このIDを非表示/違反報告)
白黒星(プロフ) - すみません、やっぱり見たくないです (2017年8月2日 18時) (携帯から) (レス) id: c9828dface (このIDを非表示/違反報告)
白黒星(プロフ) - みたいです (2017年8月2日 18時) (携帯から) (レス) id: c9828dface (このIDを非表示/違反報告)
ハートの時計(プロフ) - 見てみたいです (2017年8月2日 5時) (レス) id: def9e50cf5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ(プロフ) - りんやさん» いえいえ!喜んでもらえて光栄です(*^-^*)りんやさんの小説にいつも元気もらってます!両方とも全然大丈夫です!! (2017年7月21日 18時) (レス) id: 206703b95c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りんや | 作成日時:2017年6月15日 21時

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