アナタに最高のBadendを【黒バス】

5話 ページ7

昼休み＿＿＿＿

各自お弁当を持って教室を出て行くもの。

席に座り黙々と食べているもの。

そして芽亜里に一緒に食べないかと言うもの。


「城田さん、一緒にお弁当食べない？｣


こんなヤツと食べている暇はない。

キセキの世代と一緒に食べなくては。

最初が肝心なのだ。

でも、教室を見回りしても肝心の、あのカラフルな集団はいない。

それにあの女も。

どこに行ったんだろうか。


「…？どうしたの？」

「あのカラフルな髪をしていた人達は誰？」

「ああ、キセキの世代？結構有名だよ？」


そんなの知ってる。だからここに来たんだ。


｢赤司征十郎くんに緑間真太郎くん、紫原敦くんに青峰大輝くん、あと黄瀬涼太くん！｣

「あれ…？あと一人いなかったっけ？」


目の前にいる男が呟く。

あと一人いる？そんなこと聞いたことない。


「え？そうだっけ？」

「あれ？違ったかなぁ」


まぁ、いたにせよ、その男も落としてみせる。

全ては芽亜里のものだから。


あとは…


「あのキセキの世代？と仲良くしてた子は？あの桃色の髪の｣

｢あ、さつきちゃん？桃井さつきちゃんだよ」


桃井さつき…か


「さつきちゃんって凄い可愛いよね〜、キセキの世代にお似合いっていうか」

「そうそう！さつきだから許せるよね」

「あの涼太くんにもお似合いだよね〜」


なんでそんな事を芽亜里の前で言うの？

キセキの世代にお似合いなのは芽亜里しかいないのよ？

あんな女のどこがいいの？





絶対に絶対絶対絶対絶対絶対




すぐにその居場所奪ってやる

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