アナタに最高のBadendを【黒バス】

35話 ページ37

黄瀬涼太芽亜里ちゃんバスケ部のグループに招待したッス!


黄瀬くんありがとう。

これで他のキセキの世代とも繋がれる。

赤司くんは怖いから追加しないけど

他の青峰くんや緑間くん、紫原くんと

仲良くならなくちゃ

多分桃井もいるだかろうから追加しよう。


芽亜里黄瀬くんありがとう!


ニッコリマークのスタンプを押して、電源を切る。

前の学校みたいに誰かを貶めることは

すごく可笑しくて興奮したのに

今回はあまりそう感じない。

多分桃井とか赤司くんとかのせいだとは思うけど

何か嫌な予感がする。

私が女王になれないとかそういうのじゃなくて…

言葉に表せないけど、誰かが裏で糸を引いて

学校全体を動かしていそうな…


「…考えすぎかな」

｢芽亜里〜！ご飯できたわよ〜｣

｢はぁ〜い！ママ、すぐ行くわ｣


１階からママの声がして返答する。

ママは芽亜里をシングルマザーとして育ててくれた。

離婚したのは去年だ。

なんで離婚したのかは分からないけど

ママは優しくて芽亜里を大切にしてくれる。

オマケに若くて可愛い。

一緒に出かけると姉妹に間違われる程。


｢でも…どうして離婚したんだろう…｣


そう考えながら階段を降りた。

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