【文スト】ジ殺愛好家の弟は。２【太宰治】

３９話 ページ2

　
どうせあの合宿的なヤツは終わってるだろうと
街をブラブラして珈琲豆と新しいカップを購入して壁に凭れ掛かって携帯を弄っていた。
　
　

すると、何やら派手な格好をした女性グループが話しかけてきた。
　
　


「ねぇ君１人ぃ〜？」
　
「お姉さんたちと遊ばなぁい？」

「身長ちっさぁ〜！かぁ〜んわいい！！」
　
　


『・・・』

　

「？どした？」

「ウチらに話しかけられて戸惑ってるっぽいよ〜」
　
「ウケる〜！！」
　
　

　
・・・いや、まぁ…
　
　
今、必死に腕を‥‥というか殺気を抑えてるんですけど
　
　

　

『ごめん。僕多分君達より年上だから。
あと身長の事は言わないでくれる？そんな奴と遊びになんて行かないし暇じゃないから』

　

「えぇ〜」
　
「毒舌キャラ好きピ！」←
　

「かわい〜！おめめどーしたのぉ？
怪我？いたいのいたいのぉ〜…」
　
　


ウッッッッッッッッッッッッザ！！←


　

如何しよう…もう路地入って一思いにやっちゃおうかな。
　
処理班呼ぶのも面倒だしなァ・・・


　
　

　

　

　
「A！」
　
　

『…げ、中也・・・』

　
　

「お友達ぃ？」
　
「なんだカッコイイ顔してんじゃん！」
　
「オネーサンと遊ぼーよぉ〜！！」
　
　

　

「(成程なァ…)
　
悪ィがこれから仕事なンだ。他当たれ」
　
　

「「「えぇ！？」」」
　
　

「ほら行くぞA」

　
『はいはぁ〜い。じゃあねオネーサン達
　

　
・・・今度から話しかける相手はちゃ〜んと選びなよ？』
　
　


「「「！？(ｿﾞｿﾞｯ」」」
　

　

「何やッてンだよA！！」
　


『判ったから！』
　
　
　

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