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「だって、先生のそんなに砕けた口調初めて聞いたから
なんだか本当の家族になれた気がして！」
周りに花でも咲いているのかと言うくらい嬉しそうな顔をするハリー
僕はあまりの可愛さに呆気に取られた
「騙されるなよハリー、そいつは猫かぶってるだけの一見可愛い顔したハリネズミだ
怒らせると怖いぞぉ〜………ﾋｯ」
いつの間にか復活していたシリウスが余計なことを言うので視線で黙らせる
「でも先生と暮らせるなんて……本当に嬉しいです！」
ハリーがニコニコ顔でそう言ってくれるので、シリウスに向けていた鋭い視線から小動物を眺める顔になってしまった
『僕も嬉しいです……ハリー』
そう言って僕はハリーを優しく抱きしめる
ハリーも嬉しそうにぎゅっと抱き締め返してくれて、リーマスやシリウスもそんな僕らを優しく見守ってくれていた
「さ、Aもお腹が空いただろう？
大したものは無いけど、食事にしたらどうだい？」
リーマスの優しい声で現実に戻る
「先生！ここに座ってください！！」
ハリーが急いで椅子を引いてくれたかと思うと、スープ皿やカトラリーを持ってきてくれた
『ありがとうございますハリー
でもそんなに気を使わなくて良いんですよ？』
「違います！
僕、嬉しくて………先生と並んでご飯を食べるなんて初めてだから、だから……その」
リーマスがそんなハリーの肩をポンポンと叩いて助け舟を出す
「A、ハリーは君が居てくれる事が嬉しいんだ
だから君に色々してあげたいんだよ………ね？ハリー」
ハリーはほっぺたを赤くして頷いた
いじらしい彼の様子に思わず顔を覆う
………可愛いすぎる
『ありがとうございます……ハリー』
火照る頬を冷ましながらハリーの引いてくれた椅子に腰掛ける
リーマスが僕の皿に美味しそうなスープを注いでくれて、ハリーもそわそわとした様子で僕の隣に座り直した
お祈りをしてスープに口をつける
『……ん！美味しい！』
「本当ですか？良かった！！」
ハリーの反応に疑問を感じて首を傾げると、ハリーは恥ずかしそうに首を掻く
「実は……先生に食べて欲しくて僕が作ったんです」
その言葉に目を見開いてスープを見た
色んな野菜の入った彩りの良いスープ
柔らかい鶏肉も入っていてとても手の込んだものだった
『……これをハリーが』
僕は感動を噛み締めながらスープを味わった
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わさび(プロフ) - mikittyさん» そう言って頂けて嬉しいです！！！私も皆さんからのコメントで元気をもらってます！！！ (2022年10月25日 16時) (
レス) @page47 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 更新多めで嬉しいです、ありがとうございます！！ (2022年10月25日 16時) (レス) @page46 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - mikittyさん» リクエストありがとうございます！ひゃぁぁぁ！それはキュンキュンしそうですね！！承知致しました！作成まで少々お待ちくださいませ！！！ (2022年10月19日 0時) (レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
見知らぬ子猫(プロフ) - わさびさん» ありがとうございます！楽しみにして待ってます！ (2022年10月19日 0時) (レス) id: 1647542551 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 見知らぬ子猫さん» リクエストありがとうございます！承知致しました！めっちゃくちゃにあんまあまに甘やかさせて頂きます！！笑 作成まで少々お待ちくださいませ！ (2022年10月19日 0時) (レス) @page33 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2022年9月30日 22時
