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あれからハリーとリーマスが仲裁に入ってくれて、何とか僕は落ち着きを取り戻した
シリウスは白目を向いてソファーに転がっている
僕はパジャマに着いたホコリを払いながら髪を整えた
『大体なんでワンピース型なんだ……着替えさせてくれるなら僕のパジャマを出せば良かっただろう？』
そう、ここはリーマスの家
つまり脱衣場の箪笥や事前に送っておいたトランクの中に僕のパジャマが入っているはずなのだ
リーマスが申し訳なさそうに首を掻きながら歩み出る
「あー……その、君のトランクはまだ着いてなくてね……
どうやら宅配業者が休暇中の混雑で遅延してるみたいなんだ」
『あぁ……なるほど』
確かに今は休暇中だ、大勢の人が宅配を使うだろうから遅延するのも頷ける
どこかの国では休暇中なんて関係なく、指定した日付と時刻にきちんと荷物が届くらしいが………
果たしてそんな夢のような国が本当にあるのだろうか
日付はともかく時間もだなんて……
確か東洋にある"マホウトコロ"という魔法学校が出していた本に書いてあったような気がするけど……
と、いけない……話が逸れたな
『荷物が届いてないのはわかったけど、この家に置いてあるパジャマは？
確か２、３着置いてたはずだよね？』
「……ごめん、長いこと家を開けていたから埃まみれでね
君が来る前に綺麗にしておこうって洗濯して庭に干してたら……その、バックビークがおもちゃにしちゃって……」
リーマスが取り出した布切れを見てうわぁ……と思わず声を出した
僕のパジャマ達は原型が分からないほどズタズタになっていて、とてもじゃないが縫って直せそうになかったのだ
シリウスがバックビークに乗って逃げていたことは知っていたが、まさか一緒に暮らしていたとは……
『それで庭から獣臭がしてたのか……』
「やっぱり臭う？」
困ったように笑うリーマスに釣られて僕も笑う
この家も賑やかになったものだ
『でもそれでなんでこのパジャマに？』
「………シリウスが、それが似合うだろうって」
『やっぱり殺す』
「待って待って！悪かったよ！！
明日にはちゃんとしたのを買いに行こう！」
リーマスの必死な訴えによって僕は考えを改めた
『全く……ん？どうかしましたかハリー？』
そんな僕らのやりとりを見ていたハリーがニコニコしているのに気づいて首を傾げる
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わさび(プロフ) - mikittyさん» そう言って頂けて嬉しいです！！！私も皆さんからのコメントで元気をもらってます！！！ (2022年10月25日 16時) (
レス) @page47 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
mikitty(プロフ) - 更新多めで嬉しいです、ありがとうございます！！ (2022年10月25日 16時) (レス) @page46 id: 75972ecbb8 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - mikittyさん» リクエストありがとうございます！ひゃぁぁぁ！それはキュンキュンしそうですね！！承知致しました！作成まで少々お待ちくださいませ！！！ (2022年10月19日 0時) (レス) id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
見知らぬ子猫(プロフ) - わさびさん» ありがとうございます！楽しみにして待ってます！ (2022年10月19日 0時) (レス) id: 1647542551 (このIDを非表示/違反報告)
わさび(プロフ) - 見知らぬ子猫さん» リクエストありがとうございます！承知致しました！めっちゃくちゃにあんまあまに甘やかさせて頂きます！！笑 作成まで少々お待ちくださいませ！ (2022年10月19日 0時) (レス) @page33 id: 4f48927b1a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わさび | 作成日時：2022年9月30日 22時
